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Google TVは事実上の終了、Android TVへ一本化
米Googleは1月7日、Google+のGoogle TV開発者向けコミュニティにおいて、テレビ向けプラットフォーム「Google TV」の事実上の終焉を明らかにした。
米Googleは1月7日(現地時間)、Google+の開発者向けコミュニティ「Google TV Developers」などで、Google TVの事実上の終焉を明らかにした。
Google TVは、2010年に同社が発表したテレビ向けプラットフォーム。ソニーなどが対応テレビを発表していたが、普及には至っていなかった。
同社は2014年にAndoid TVを発表し、ソニーのほか、シャープ、フィリップスなど多数のメーカーが対応ハードウェアの発売を表明している。Googleでは、「今後、リビングルームにおける取り組みをAndroid TVとGoogle Castのエコシステムに注力する」として、テレビ向けプラットフォームをAndroid TVに一本化する方針を明らかにした。
なお、ほとんどのGoogle TV端末はAndroid TVにアップデートできないが、一部端末は可能という。本日現在、Google TV Developersのフォロワーは2万人弱登録されている。
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