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部屋の空気を見守る――スマホと連携する空気清浄機「ブルーエア センス プラス」登場

「ブルーエア センス」の後継機が登場。シンプルなデザインはそのままに、空気清浄能力をアップ。さらに同時発売の室内モニターやスマートフォン用アプリと連携する機能も備えた。

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 セールス・オンデマンドは10月16日、スウェーデンに本拠を置く空気清浄機専業メーカー、Blueairの新製品「Blueair Sence+」(ブルーエア センス プラス)と、空気の状態を可視化するインテリジェントモニター「Blueair Aware」(ブルーエア アウェア)を発表した。IoT(Internet of Things)を視野に入れたネットワーク対応の空清機だ。


「Blueair Sence+」(ブルーエア センス プラス)。サイズとデザインは既存のブルーエア センスと同じ

 「ブルーエア センス」の後継機。北欧のデザインスタジオ「クラーソン・コイヴィスト・ルーネ」の手によるシンプルなデザインはそのままで、「ルビーレッド」や「リーフグリーン」「ミッドナイトブルー」といったビビッドなカラーバリエーションを用意した。天面の上で手を動かすと電源や風量を操作できるモーションセンサーといった部分も変わらない。


本体サイズは従来機と同じ470(幅)×170(奥行き)×492(高さ)ミリ。重量は約11キログラム


新製品発表のために来日したBlueairのアジア・セールス・ディレクター、ヨナス・ホスルト氏

 性能面では、空気清浄スピードが従来機より20%アップした。推奨フロア面積は前モデルが14平方メートルまで(8畳)だったのに対し、今回は18平方メートル(11畳)に少し拡大。CADR値も「タバコの煙」「ホコリ」「花粉」の全てにおいて20%以上性能アップしたという。

 同社製品の特徴である「3ステップHEPASilentフィルター」は、目の大きさが異なる3層のフィルターで構成され、目詰まりにしくく、長期にわたって風量を維持できるのが特徴だ。さらに粒子イオン化技術を組み合わせ、空気中を漂うホコリなどはフィルターの前でキャッチする仕組みだ。

 新製品の目玉機能といえるのが、ネットワーク対応機能。本体にWi-Fiを内蔵しており、ホームネットワークを介してクラウドにアクセス、専用アプリ「Blueair Friend」(iOS/Android)を導入したスマートフォンやタブレットで動作確認や各種操作が行える。例えば運転速度、スケジュール、さらに電源ランプの明るさなどの設定も可能だ。同アプリは「Apple Watch」にも対応する。


ネットワーク接続イメージ


「Blueair Friend」の画面

室内の空気をリアルタイムにモニタリング

 同時に発売される「Blueair Aware」(ブルーエア アウェア)は、内蔵する5つのセンサーで室内のPM 2.5、VOC(揮発性有機化合物)などの微粒子、ニオイ、温度、湿度をリアルタイムにモニタリング。本体前面にあるLEDで確認できる。空気がきれいなら青、汚れているとオレンジ色のバーが上に延び、空気の状態を6段階で教えてくれる。



「Blueair Aware」(ブルーエア アウェア)

 Blueair AwareもWi-Fiを内蔵しており、クラウド経由でBlueair Friend」と連動できる。ユーザーは手元のスマホで室内の空気の状態をチェックし、そのまま「Blueair Sence+」を操作すればいい。さらに「オートモード」に設定しておけば、「Blueair Aware」の観測データをもとに「Blueair Sence+」が自動運転。手間いらずで室内の空気を快適に維持する。

 「Blueair Sence+」と「Blueair Aware」は、直販限定モデルとして12月9日に発売予定。価格はオープンプライスで、直販価格は「Blueair Sence+」が5万4500円、「Blueair Aware」は2万5000円(いずれも税別)。それに先立ち、10月16日から同社サイトで予約受付を開始する。セールスオンデマンドの小野寺英幸第二事業本部長によると、「予約期間中なら直販価格から5%引きの特典もある」という。量販店などへの展開は現時点では未定だ。

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