ソニー、20万円を切る49V型4Kテレビ「KJ-49X8000C」を発売
ソニーは“ブラビア”の新製品として、スタンダードモデルに位置づけられる49V型4Kテレビ「KJ-49X8000C」を発売する。
ソニーは“ブラビア”の新製品として、スタンダードモデルに位置づけられる49V型4Kテレビ「KJ-49X8000C」を発表した。11月21日に発売予定で、価格はオープン。市場推定価格は19万5000円(税別)。
上位モデルと同じ映像エンジン「4K X-Reality Pro」や「X1」を搭載しつつ、「トリルミナスディスプレイ」などを省略して価格を抑えたモデル。Android TVプラットフォームを採用しており、音声検索やスマートフォンなどモバイル機器との連携が可能だ。赤外線方式のリモコンに加え、無線方式のタッチパッドリモコンが付属する。
地上デジタルとBS/110度CSのチューナーをそれぞれ2基搭載し、USB外付けHDD(別売)への裏番組録画に対応。また124/128度CSの「スカパー!プレミアムサービス」チューナーも標準搭載しており、4K試験放送「Channel 4K」やスカパー!の4K放送を視聴できる。無線L:AN(内蔵)/有線LANを介して「NETFLIX」やYouTubeの4K動画再生も可能だ。さらに「ひかりTV 4K」や「4Kアクトビラ」にも年内対応を予定している。
スピーカーは本体の左右下部に楕円(だえん)形のフルレンジユニットを下向きに配置。コンパクトながらもバスレフポート付きのキャビネットを備えた。アンプは「S-Master」で、バーチャルサラウンドの「S-Forceフロントサラウンド」も備えた。
HDMI入力は4系統。本体サイズは、スタンド込みで1107(幅)×691(高さ)×246(奥行き)ミリ。重量は約14.3キログラム。
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