ラックスマン、フォノイコライザーアンプ「E-250」を発表――アナログ環境を手軽にグレードアップ:定番モデルをフルモデルチェンジ
ラックスマンは、フォノイコライザーアンプ「E-250」を2月下旬に発売する。2008年発売のロングセラーモデル「E-200」の後継。
ラックスマンは1月22日、フォノイコライザーアンプ「E-250」を発表した。価格は12万8000円(税別)で、2月下旬に発売する。。
2008年に発売した「E-200」(生産完了品)の後継モデル。NF型イコライザー(RIAA)回路方式を採用し、MC/MMカートリッジに対応するなど基本機能を継承しながら、回路やパーツのブラッシュアップと機能追加を果たした。具体的には、上位モデルの真空管フォノイコライザーアンプ「EQ-500」(2015年発売)と同じ、”カートリッジの特性に合わせた負荷インピーダンスと負荷容量の切り替え機能”を新規に搭載。34k/47k/56k/100kΩで切り替えが可能だ。また、回路の高域特性を変化させ、好みの音色にコントロール可能な負荷容量の切り替え機能にも対応する。同社では「高品位なアナログプレーヤーとの組み合わせによって、音楽性にあふれる表現力を獲得した」としている。
そのほか機能面では、レコードの反りなどによって発生する有害な低域成分を排除できる「ローカット・スイッチ」や、モノラルレコードの再生時に便利な「モノラルモード・スイッチ」を搭載。さらに、再生する音楽の信号電流でカートリッジやMCトランスを消磁する「アーティキュレーター機能」も備えた。
筐体(きょうたい)は、B4ファイルサイズのコンパクトタイプで、カラーはブラスターホワイトのみ。フロントパネルにはレバー型制御スイッチをレイアウト。背面には、入力端子アンバランス×2、出力端子アンバランス×1を備える。定格出力は250mV、出力インピーダンスは300オーム。
本体サイズは、364(幅)×274(奥行き)×81(高さ)mm、重量は4.3kg。OFC極太線ノンツイスト構造のラックスマン純正電源ケーブル「JPA-10000」が付属する。
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