4K伝送を強化したエントリーAVアンプ、ヤマハ「RX-V381」登場
ヤマハは、AVアンプの新製品「RX-V381」を4月上旬に発売する。5万円を切るベーシックモデルながら、HDR信号やBT.2020映像、4K/60p映像のパススルーに対応する。
ヤマハは3月24日、AVアンプの新製品として「RX-V381」を発表した。5万円を切るベーシックモデルながら、Ultra HD Blu-ray規格のHDR信号やBT.2020映像、4K/60p映像のパススルーに対応するなど4K映像への対応力を強化した。4万8000円(税別)で4月上旬に発売する。
ディスクリート構成のパワーアンプ5chを搭載した5.1ch対応機。定格出力は各ch100Wで、スピーカーを適切な場所に置けない部屋でも適切なサラウンドが楽しめる「バーチャル・シネマフロント」や「ダイアログレベル調整」なども搭載している。DACはバーブラウン(TI)の192kHz/24bit対応チップで、Blu-ray DiscのHDオーディオを余裕を持って再生できるという。
また新デザインのOSD(オンスクリーンディスプレイ)により操作性を向上したほか、Bluetoothを内蔵するなどスマートフォン/タブレットとの親和性も高めた。なお、A2DP接続時のコーデックはSBCのみとなる。
HDMI端子は4入力/1出力で、すべて最新の著作権保護技術「HDCP 2.2」に対応するなど4K映像伝送を強化した。ARC(オーディオリターンチャンネル)やテレビメーカー各社のHDMIリンク機能にも対応している。
本体サイズは435(幅)×151(高さ)×315(奥行き)mm。重量は7.4kg。AMアンテナ、FMアンテナ、YPAO用マイクなどが付属する。
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