新開発「PQFA」でネットワークオーディオ再生を高品位に――パイオニアがAVアンプ3機種を発表
オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、パイオニアブランドのAVアンプ上位モデル3機種を9月上旬に発売する。ダイレクトエナジーHDアンプで11ch構成のモデルは初だという。
オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは8月8日、パイオニアブランドのAVアンプ3機種を発表した。ラインアップは、11chのパワーアンプを搭載した「SC-LX901」(41万円)、9chの「SC-LX801」(35万円)、同じく9chの「SC-LX701」(23万3000円)をラインアップ。いずれも9月上旬に発売する。
最新のサラウンドフォーマットとなるDolby AtmosやDTS:XをサポートしたAVアンプ。マルチチャンネルの同時ハイパワー出力が可能な「ダイレクトエナジーHDアンプ」を搭載し、英AIR Studio認定の音質チューニングを施した。ダイレクトエナジーHDアンプで11ch構成のモデルは初だという。
また、新開発の「PQFA」(Precision Quartz for File Audio)を搭載。ネットワーク経由のさまざまなオーディオ信号を高精度クロックで低ジッター処理することが可能で、ハイレゾ音源やインターネットラジオなどに加え、Wi-FiやBluetooth経由のワイヤレスオーディオ再生が従来より高品位に楽しめるという。
ハイレゾ音源は、最大192kHz/24bitのWAV、FLAC、AIFF、Apple Losslessを再生可能。マルチチャンネルのDolby True HDファイル再生もサポートした。なお、無線LANは2.4GHz帯と5GHz帯の両方をサポートしている。
HDMI端子は4K/60p(4:4:4)信号や広色域規格のBT.2020伝送に対応。著作権保護技術のHDCP2.2対応により、Ultra HD Blu-rayなど各種4Kプレミアムコンテンツの入力をサポートする。入力は3モデルとも8入力/2出力。
本体サイズは3機種共通で、435(幅)×185(高さ)×441(奥行き)mm。重量はSC-LX901が18.2kg、SC-LX801が18kg、SC-LX701は15.4kgとなっている。
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