業界最大級に――レコチョクがハイレゾ音源の配信をスタート
レコチョクは8月25日、音楽配信サービス「レコチョク」において、ハイレゾ音源の配信を開始した。アニソンから邦楽、洋楽、クラシック、ジャズまで幅広い楽曲をラインアップ。
レコチョクは8月25日、音楽配信サービス「レコチョク」において、ハイレゾ音源の配信を開始した。アニソンから邦楽、洋楽、クラシック、ジャズまで幅広い楽曲をラインアップ。タイトル数は発表していないが、「続々と増えているため現時点での公表は控えるものの、“業界最大級”になる」(同社)としている。
新規参入の背景については、「ハイレゾ対応のさまざまな機器の普及により手軽に楽しめる環境が整ってきた。レコチョクでは、より気軽に、安心して、ハイレゾ音源を楽しめるサービスを提供していく」と説明している。
配信音源はすべてFLACで、DRMフリー。サンプリングレートなどは44.1kHz/24bitから192kHz/24bitまで楽曲によって異なる。また、価格もタイトルによって異なるが、最新アルバムで「e-onkyo music」や「mora」と比較した限りは横並びだった。
なお、ハイレゾ音源の購入には「クラブレコチョク」のメンバー登録(無料)が必要になる。通常の楽曲購入では任意となっているが、利用者の利便性向上のために必須とした。
「ハイレゾ音源はファイル容量が大きく、通信環境などによって今まではとは違うトラブルが発生する可能性がある。このため、クラブレコチョクの会員になると利用できる『マルチデバイスダウンロード』機能を前提とすることで、一度購入した楽曲は無料で何度でも再ダウンロードすることが可能になる」(同社)
ハイレゾ対応機器が当たるかもしれないキャンペーンも
ハイレゾ音源の配信開始を記念して、レコチョクでは誰でも応募できる「対応オーディオプレゼントキャンペーン」を実施する。プレゼントは、パイオニアのハイレゾ対応ヘッドフォン「SE-MX8」(3人)、USB-DAC機能付きコンパクトオーディオ「Stellanova Lite APS-S201J」(8人)、コルグのUSB-DAC「DS-DAC-10R」(1人)、パイオニアのデジタルオーディオプレーヤー「XDP-100R」(1人)。応募は9月30日の23時59分まで。
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