母の日プレゼント商戦、ネットは百貨店を越えるか

» 2007年04月27日 14時51分 公開
[菱山文乃,Business Media 誠]

 楽天リサーチは3月28日から29日、全国の20代〜60代のモニター男女1000人に対して、「母の日」に関するアンケート調査を実施した。結果によると、年代・性別に関係なく、母の日にプレゼントを贈る予定の人は約5割にのぼる。プレゼントを贈る相手は、「自分の母」が約9割、「配偶者の母」が約4割、「自分の妻」が約1割だ。年に一度の機会、世の中の人はどこでプレゼントを購入するのだろうか。

 「自分の母」へのプレゼントの購入先で最も多かったのが「ネットショッピング」で35.2%。次いで、「百貨店」が約30.6%と、ネットショッピングが百貨店を上回る結果となった。一方、「自分の妻」へのプレゼントの購入先で最も多かったのは「百貨店」で41.8%、次いで「専門店」での購入が22.0%となっている。「ネットショッピング」は15.4%にとどまった。

「母の日のプレゼントをどこで購入する予定ですか」という質問への回答(楽天リサーチ資料より)

 “妻”用のプレゼントを「母の日当日」に購入するとの回答が24.2%にのぼることからも、「母親へは“プレゼントを贈ること”が、妻へは“一緒に買いに行くこと”が感謝を表す手段だと考えられている傾向がある」と楽天リサーチは分析している。

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