米Yahoo!は12月3日、2007年の検索キーワードランキングを、ニュース、環境、人名などのカテゴリー別に集計、発表した。従来の「総合」ランキングでは有名人のスキャンダルなどに関するものが上位を占めてしまうとして、「より興味深いトレンドを特定できるよう」カテゴリー別集計を行ったという。
ニュース関連では、1位に「Saddam Hussein(サダム・フセイン)」、2位に「Iran(イラン)」、3位に「Iraq(イラク)」が入るなど、中東関連が上位を独占した。また、6位には「Barack Obama(バラク・オバマ)」、7位には「Hillary Rodham Clinton(ヒラリー・ローダム・クリントン)」が入るなど、2008年の米大統領選挙への関心の高まりもうかがえる。5位には「Oil and Gas Prices(原油・ガス価格)」が入った。
順位 | キーワード |
---|---|
1 | Saddam Hussein(サダム・フセイン) |
2 | Iran(イラン) |
3 | Iraq(イラク) |
4 | President George W. Bush(ジョージ・ブッシュ大統領) |
5 | Oil and Gas prices(石油およびガス価格) |
6 | Barack Obama(バラク・オバマ) |
7 | Hillary Rodham Clinton(ヒラリー・ローダム・クリントン) |
8 | San Diego Fires(サンディエゴ火災) |
9 | Afghanistan(アフガニスタン) |
10 | Virginia Tech(バージニア工科大学) |
テクノロジー関連では、1位にYouTube、2位にWikipedia、3位にはFacebookがランクイン。4位から6位には米Appleの製品が並び、7位以下にはゲーム機やゲームソフトが続いている。
順位 | キーワード |
---|---|
1 | YouTube |
2 | Wikipedia |
3 | |
4 | iTunes |
5 | iPod |
6 | iPhone |
7 | Nintendo Wii |
8 | Xbox |
9 | Sony PlayStation 3 |
10 | Guitar Hero |
「問題のスター」のカテゴリーでは、ブリトニー・スピアーズ、パリス・ヒルトンの2人が上位を独占。3位は2月に死去したアンナ・ニコール・スミスだった。
また、2007年に特徴的なカテゴリーとして、環境のランキングも発表。1位「Recycling(リサイクル)」、2位「Global Warming(地球温暖化)」に続き、3位に地域のリサイクル情報共有サイト「Freecycle」が入った。
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