関西スーパーマーケットと三菱UFJニコスは4月8日、関西スーパーマーケット全店での「VISA TOUCH」(参照記事)の取扱いと、「クレジット」「VISA TOUCH」「会員割引」の一体型多機能ICカード「Kansai Super Card」の発行に関して合意したことを発表した。
関西スーパーマーケットは、兵庫、大阪を地盤に52店を展開しているチェーンストア。8月から順次取扱いを開始する予定だ。
Kansai Super Cardは、磁気ストライプと接触・非接触の両ICチップを搭載するハイブリッド型カードで、UFJ VISAカードとの共通カード方式。
通常のクレジットカード決済や、カードをかざして支払いができるVISA TOUCHの機能のほか、同店の会員証としての役割を持っているのがポイント。カード利用額に応じて「スマイルポイント」をためられるほか、同店での月間利用額に応じて利用額の会員割引(最大2.5%)が行われる。
| 当月の利用額 | 翌月の割引率 |
|---|---|
| 1万〜2万円未満 | 0.5% |
| 2万〜3万円未満 | 1.0% |
| 3万〜4万円未満 | 1.5% |
| 4万〜5万円未満 | 2.0% |
| 5万円以上 | 2.5% |
年会費は初年度無料、次年度以降1312円。ただし年間5万円以上のカード利用で次年度も無料となる。
なお、FeliCa決済機能を導入し、前月の利用額に応じた割引を行っているスーパーとしては、仙台「アサノ」(参照記事)などの例がある。
携帯クレジット「VISA TOUCH」がサービス開始、採用第1号はDCカード
スマートプラスとはどんなサービス?
「スマートプラスは人間向けのETCを目指す」――UFJニコス(前編)
加盟店にとって、スマートプラス導入のメリットとは――UFJニコス(中編)
iD、QUICPayは競合ではない――UFJニコス(後編)Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング