米Appleが、ポータブル機器に太陽電池を搭載する手法に関する特許を出願していたことが明らかになった。将来、ソーラーパワーで動くiPodが実現するかもしれない。
「Solar cells on portable devices」と題されたこの特許について、Appleは「複数の太陽電池をデバイスの表面に並べて、一部の電池に光が当たらなくても、多数の電池が常に機能するようにする」と説明している。また、「太陽電池は透明あるいは半透明の素材でできたほかの層の下に重ねる」とし、液晶ディスプレイやタッチスクリーンの下に太陽電池を搭載する可能性を示唆している。これにより、太陽電池の設置スペースに制約のある小型デバイスにも対応可能という。
太陽発電のメリットの1つはクリーンで環境に優しい点にあり、太陽電池のような再利用可能なエネルギーを利用する製品は、環境意識の高い多くの消費者に訴求し得るとAppleは述べている。
Appleは2006年10月にこの特許を出願した。
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