ソフトドリンクの中でもシェアが高い緑茶飲料。各メーカーが激戦を繰り広げているが、人気があるのはどの商品なのだろうか。
C-NEWS編集部の調査によると、飲んだことのある緑茶飲料のブランドを尋ねると、最も飲んだことのある人の比率が高かったのは伊藤園の「おーいお茶」で91%。以下、サントリーの「伊右衛門」(86%)、キリンビバレッジの「生茶」(84%)、日本コカ・コーラの「一(はじめ)」(49%)、花王の「ヘルシア緑茶」(43%)が続いた。「おーいお茶」、「伊右衛門」、「生茶」の3ブランドが80%以上と高かった。
消費者がおいしいと感じているのはどのブランドなのだろうか。飲んだことのあるブランドの中からおいしいと思うものを聞くと、その比率が最も高かったのは「伊右衛門」で64%。以下、「生茶」(58%)、日本コカ・コーラの「綾鷹」(55%)、「おーいお茶」(50%)が続いた。
種類は多いものの、なかなか違いが分かりにくい緑茶飲料。飲んだことのあるブランドの中から際立った特徴があると思うものを聞くと、その比率が最も高かったのは「ヘルシア緑茶」(60%)。以下、「綾鷹」(54%)、「伊右衛門」(25%)、「生茶」(19%)、「辻利」(15%)が続いた。高濃度茶カテキンで脂肪を燃焼しやすくなるということで特定保健用食品となっている「ヘルシア緑茶」、急須で入れたような緑茶本来の“にごりのある色味”と“舌にうまみが残るふくよかな味わい”を実現したという「綾鷹」に支持が集まった。
今後最も飲みたいブランドを尋ねると、トップは「伊右衛門」で15%。以下、「生茶」(13%)、「おーいお茶」(12%)、「ヘルシア緑茶」(9%)、「綾鷹」(5%)が続いた。前年調査と比較すると、「伊右衛門」が支持率をやや落とし、「生茶」と「おーいお茶」の順位が入れ替わった。
インターネットによる調査で、対象は月1回以上、市販の茶系飲料(緑茶、烏龍茶、紅茶、ブレンド茶)を飲む15歳以上のインターネットユーザー300人。調査時期は2008年12月18日から20日。
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