トヨタ、新型クロスオーバーSUV「RX350」と「RX450h」を発売

» 2009年01月19日 20時50分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 トヨタ自動車は1月19日、レクサスブランドからセダンとSUV(スポーツタイプ多目的車)の特徴を合わせ持ったクロスオーバーSUV「RX350」を1月19日、「RX450h」を4月に発売すると発表した。

 「ドライビングに集中できる環境づくりを追求」(同社)するため、センターコンソールに手を置いたまま指先の感触でナビ画面上のポインタを操作できる「リモートタッチ」、世界初(2008年12月現在、同社調べ)の白色有機ELを採用した「マルチインフォメーションディスプレイ」、視線の移動を抑える「ヘッドアップディスプレイ」などを搭載している。

 RX450hではレクサスブランド初のV6 3.5リットルアトキンソンサイクルエンジン※や高い冷却性能を備えたインバータの採用など、燃費性能を従来車より向上させたハイブリッドシステム+E-Four※※を搭載したことで、「4500cc車並みのパワーと同排気量クラス世界トップの燃費性能を両立した」(同社)という。

※アトキンソンサイクルエンジン……圧縮比よりも膨張比を大きくして熱効率向上を目指したエンジン。
※※E−Four……電気式AWDシステム。

 全国のレクサス店を通じて販売し、価格はRX350が460万〜565万円、RX450hが570万〜650万円。生産はトヨタ自動車九州の宮田工場で、月間販売目標は650台。

RX450h(左)とRX350(右、出典:トヨタ自動車)

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