買戻し一巡後の動きに注目
中国の食糧備蓄を管理する会社と包括提携した。丸紅が海外で大豆などの穀物を買い付けるほか、生産国の集荷施設に共同で投資する。中国は食糧需要が急増しており、、丸紅の調達力を生かして海外から安定的に穀物を確保、日本の約10倍の規模を持つ中国市場に販路を確保、同時に日本への安定供給も目指す。
米穀物メジャーとの合弁会社が植物を原料とする合成樹脂の生産能力を倍増し、欧州や日本を含むアジアに輸出する。従来の石油化学製品の代わる環境素材として世界的に需要が拡大すると判断した。
東欧地域の販売を統括する新会社をハンガリーに設立した。従来の通信機器販売から、エンジニアリングや保守に業容を広げる。東欧の新興国では当面、通信・放送のインフラ機器の需要増が続くと判断した。
空調機器の保守などを担当するサービス部門において2000年3月期から10期にわたり不適切な会計処理をしていた。未完成の工事の売上高を前倒しで計上することなどにより、2008年3月期末までの累計で営業利益を33億円かさ上げしていた。
米国で「デジタルシネマ」の事業を拡大する。フィルムを使わずに高画質の画像を映写するプロジェクターの普及策で米ウォルト・ディズニーと協力するほか、米映画館運営会社に同装置を大量納入する契約を結んだ。
両者は業務提携をする。世界同時不況で顧客企業からの事業再編の相談を受けるケースが増えており、経営戦略の立案からM&A(企業の合併・買収)の助言・ちゅうかい、M&A実行後の業務支援まで一貫したサービスを提供する。
売り 1150万株
買い 850万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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