引き続き市況関連銘柄を物色か
中国の石油化学大手と石化分野における協力関係を拡大する覚書を締結した。樹脂などの基礎原料となる「フェノール」や溶剤に使う「アセトン」などについて共同で新プラントを建設することなどを検討する。共同研究や技術交流、共同プロジェクトの推進などの可能性も探るとしている。
インドで合弁会社を設立し光ファイバーの生産に乗り出す。光ファイバー通信回線のインフラ整備が急速に進む現地市場に供給するほか、中東やアフリカへの供給も見据える。既に生産拠点を設置済みの中国、ロシア、ブラジルに続くインド拠点の新設でBRICsを網羅する。
固定・携帯電話やパソコンなどの連動により企業内の情報共有を効率化する「総合コミュニケーション(UC)」事業で米シスコシステムズと提携した。両社でUC向け機器を開発、応用ソフトウエアも整備し、システムとして国内企業に提供する。
今後実用化が見込まれる液化天然ガス(LNG)の洋上プラント向け貯蔵タンクを従来の3分の1のコストで生産する技術を開発した。エネルギー源の多様化を求めてLNG生産は遠洋などに広がる見通しで、プラント設置のコスト低減につながるとして採用を働きかける。
電子機器のケーブルを挟み込んで誤作動などの原因となる電気的なノイズを吸収する「ノイズフィルター」で従来製品に比べて約3割薄く、2割ほど軽い製品を開発した。薄型化が進むテレビ向けを中心に売り込む。
精密・電子事業分野の装置について、海外で環境分野への営業展開を強化する。ドイツの現地法人に日本人を常駐させ、従来は半導体製造工程向けのガス処理装置などを、現地の太陽電池メーカー向けに拡販する。中国でも日本人スタッフを増員して発光ダイオード(LED)メーカー向けの営業を加速する。
売り 1680万株
買い 1540万株
(金額ベースは買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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