ディフェンシブ銘柄の買い戻しに期待
ニッケル水素電池とエンジンを動力源として併用したハイブリッドフォークリフトを2009年度中にも発売する。蓄電池にニッケル水素電池を使用した機種は業界初で、先行した他社製品より軽くなる。価格は割高だが、稼動コストの低減や二酸化炭素(CO2)削減など環境対応需要を取り込み収益力を高める。
日米欧で臨床試験(治験)を実施している認知長治療薬の候補物質の開発を中止する。米国での第2相(患者向け)治験で同社が想定していた薬効を確認できなかったため、国内外での開発の継続を断念する。
グループ会社を含むリチウムイオン電池事業の強化策を発表した。今月新設した横断組織を指令塔に社内やグループ各社に分散する開発・生産体制の連携を強化、主力と見込む自動車向けの売上高を引き上げるほか、電力や情報通信など日立が軸足を置く社会インフラ分野への応用も目指す。
南アフリカの資源開発大手と石炭液化プラント事業で提携した。石炭から石油代替製品を精製する石炭液化技術は、中国やインドネシアなどアジアの産炭国で需要が見込まれており、日立造船は機器の使用などの検討で協力、受注拡大につなげる。
中南米向けに液晶テレビを増産する。現地の液晶テレビの市場は中国などよりは小さいが、年率3割前後の伸びが続き、2010年にも日本を抜く見通し。生産拡大でコスト低減も進め、成長市場での供給体制を強化する。
産業技術総合研究所と共同で、電池の電流や電圧を効率よく抑制するパワー半導体を開発する。基板材料に炭素の化合物である単価ケイ素(シリコンカーバイド)を使い、一回の充電で走行できる距離を1割程度伸ばす。5年以内の実用化を目指す。
売り 2900万株
買い 2390万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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