景気回復期待が先行か
半導体や太陽電池向けシリコンの製造に欠かせないアルゴンガスのリサイクル技術を世界で初めて開発した。2010年春をめどに実用化する。
シャツの染色加工技術を国内外で再編、国内の空いた設備を成長が見込める太陽電池製造装置の設備増強に充てる。
磁気共鳴画像装置(MRI)など画像診断装置を増産する。世界的な経済不況で病院の設備投資も低迷しつつあるが、患者の負担を減らせる最高機種の引き合いが国内外から強まっているのに対応する。
プラスチック添加用の合成ゴム原料で耐衝撃性を3割高めた製品を開発した。2010年から量産を始め、主にポリスチレンの強度を高める添加用として出荷する。ポリスチレンやABS樹脂メーカーだけではなく、タイヤメーカーに高性能タイヤ向けとしても販売する方針。
太陽電池向け材料を海外で販売する。薄型ディスプレー向けに出荷している電極用材料を太陽電池向けに転用し、欧米メーカーなどへの販売を目指す。石油製品の低迷を受け、化学品分野を強化しているが、特に環境分野の新事業を育成していく方針で、太陽電池材料も重視している。
中国と北米で外気の熱を使い温水を作る「ヒートポンプ式」の暖房・給湯機の販売を始める。省エネ性能が売り物ですでに欧州に投入しているが、販売地域を広げ、2012年度に同製品の売り上げを2008年度比5倍に高める。
売り 2200万株
買い 5140万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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