ディフェンシブ銘柄の底堅さに期待
小型人工衛星市場に参入する。従来の中・大型衛星に比べ政策にかかる期間が約1年と半分、生産コストが約4分の1の衛星を開発、年度内の初受注を目指す。大型から小型まで幅広い供給体制を整え、先行する欧米勢を追い上げる。
欧州での機械事業を拡大する。イタリアの機械加工用ソフトウェアメーカーを買収、フィンランドのロボット・搬送装置メーカーに出資、ドイツとイタリアには顧客向けの技術支援施設を新設する。世界的な設備投資抑制で機械需要は落ち込んでいるが、景気回復を見据えて、競争力の強化に布石を打つ。
茨城県の農業協同組合などと共同で農事組合法人を設立し、農業に本格参入する。生産者の分かる「安心・安全」な農作物として、駅の立ち食いそば店などの食材に使うことを考えているが、将来は駅などで消費者に直接販売することも検討する。
レンゴーは日本マタイを子会社化すると発表。日本マタイが実施する第三者割当増資を引き受けて発行済み株式の過半を取得、筆頭株主になる。電子部品や医薬品向けの包装材を手掛ける日本マタイを傘下に収め、ダンボール以外の包装材の品揃えを広げる。
協和エクシオはカナックを完全子会社化する。既に発行済み株式数の過半を保有しているが、株式交換によって9月1日付で完全子会社化する。カナックは8月26日付で上場廃止になる。カナックの株式1株に協和エクシオ株0.2株を割り当てる予定。
印刷工程で使う米子会社製の電子線放射装置を日本市場に投入する。国内のインクや印刷装置メーカーなどと連携して需要を開拓、主力の照明事業が公共事業や設備投資の減少で苦戦しているなだ、成長事業と位置づける光応用分野での収益拡大を目指す。
売り 2900万株
買い 2680万株
(金額ベースは売り買いトントン越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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