GDP次第だが業績回復期待の強いものから買われる展開か
携帯電話同士を触れ合わせるだけで無線接続できる新技術を開発した。第一弾としてNTTドコモ(9437)の夏モデルの一部に搭載する。今後パソコンやカーナビゲーションといった幅広い機器での採用を目指す。
自動車向けに新型のリチウムイオン電池を開発したと正式発表した。従来品と同じ性能に設定した場合、大きさや重量を4割削減できるという。今秋から自動車メーカー向けにサンプル出荷を始め、2013年に量産する。
連結子会社で約41%を出資する日本製箔株を1株150円でTOB(株式公開買い付け)を実施し完全子会社化する。経営効率を高め、グループ経営を強化する。
新日鉱グループとチッソは2010年度から製造を始める太陽電池原料(ポリシリコン)の生産能力を2013年度に従来計画の1.5倍に引き上げる。当初の生産能力も従来計画の6割強増やす。太陽電池の需要は長期的に拡大し、原料は不足すると見て供給能力を増やす。
医療機器子会社と米医療機器メーカーが人工透析事業で提携した。海外事業拡大のため、米社のドイツ工場に子会社の人工腎臓の生産を委託、2010年にも欧州や中東で販売する。
ハイブリッド車の駆動モーター向けに熱が加わっても磁力が落ち難い新型のネオジム磁石を開発。現行製品に混ぜている希少金属「テルビウム」より安定して入手できる「ディスプロシウム」を使って従来品を上回る性能を達成した。ハイブリッド車を開発・製造する国内外の自動車メーカーなどに売り込む。
売り 2040万株
買い 2230万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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