速報
» 2009年05月21日 15時45分 公開

米国株安や円高を嫌気して軟調清水洋介の「日々是相場」夕刊(2/2 ページ)

[清水洋介,リテラ・クレア証券]
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明日の相場雑感

 米国株が軟調、為替も大幅に円高となったことで、売り先行の始まりとなり、外国人が買い越し基調と伝えられたことから底堅さも見られたのですが、一時大幅下落となりました。手掛かり難のな為替の影響が大きいのではないかとの見方で戻り売りや見切り売りもかさんだものと思われます。それでも買戻しを急ぐ動きもあり、空売りでは儲からなくなって来ているのかもしれません。

 いろいろなニュースで株価が動くのですが、どのニュースがどれだけ反応があるのか疑問に思うこともあります。自分はかなり大きな買い材料だと思っても市場ではほとんど反応しなかったり、最初は反応がなくてもじわじわと反応が広がったりと言うこともあります。日計りディーラーなどはそうしたニュースにいち早く乗れることが勝敗の分かれ目になることなどもあるのでしょうが、取引時間以外に出たニュースなどは買い気配になって買えない、などというケースが多いのが現状です。

 それではそういうニュースにどのように反応すればいいのでしょうか。一つは今回のインフルエンザ関連銘柄の動きのように、一段落したところで買う、という方法もありそうです。また、そうしたニュースなどには一喜一憂しないということもまた良いのでしょう。ただ、先に述べたように本来買い材料であるものが他の要因や市場で勘違いしていることで反応が鈍いケースなどもあり、そうしたときにはゆっくりと買うことが出来るのです。

 「そんなおいしい話はない」と思われるかもしれませんが、いろいろなものが気がつく人が少なかった、とか、誰もこれほど売れるとは思わなかったけど実際には売れていた、などというケースも多々見られます。景気回復期には思わぬところから回復してくることも考えられ、また円高などの影響が「思ったほどは酷くなかった」などということもあるかもしれません。身近なもので売れているのに株価が動いてないケースなども多いのではないかと思います。ちょっとだけ注意して周りを見てみると人よりちょっとだけ早く気が付くかもしれません。

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


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