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日経平均 | 9668.96円 | ▼72.71円 |
売買高 | 25億5204万株 | − |
日経平均先物 | 9690円 | ▼70円 |
売買代金 | 1兆5707億円 | − |
TOPIX | 910.99 | ▼3.51 |
値上がり銘柄 | 818銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 398.23 | ▼3.77 |
値下がり銘柄 | 753銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1123.88円 | △2.93円 |
変わらず | 130銘柄 | − |
騰落レシオ | 127.43% | △5.22% |
目先的な過熱感や米国株安を受けて軟調だが、買い気も旺盛で底堅い
米国市場が軟調となったことや昨日まで6連騰となって過熱感が出ていたことに加え、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられたことから売り先行となりました。それでも節目を抜けて底入れ確認と見られ、買い気も旺盛で、寄り付きの売り買いが一巡した後に先物主導で売られる場面があったものの、押し目買いや買戻しで値を戻し、一時堅調となる場面も見られるなど底堅い展開となりました。
後場も底堅さは見られるもののさすがに利益確定売りに押されて上値の重い展開となり、指数は小動きとなりました。先駆した銘柄は利益確定売りに押されるものの、幕間つなぎ銘柄とされる銘柄が個別の材料を取りざたして買われるなど、買い方の回転が効いているようです。金融株なども出遅れ感から物色されるものも多く、指数を下支えする要因となっていました。上がっていたものは利益確定売りに押されるものの、買い方の回転が効いているものは同じ業種内でも堅調となるなど、明らかに目先的な需給も好転しているものと思われます。
小型銘柄も堅調なものが見られましたが、ここのところの戻りが急となっていただけに利益確定売りに押されるものも多く、東証マザーズ指数は大幅下落となり、二部株指数や日経ジャスダック平均は幕間つなぎとして買われるものが散見されたことで、堅調となりました。先物もまとまった売りが散発的に出ていたのですが、追随して売り叩く動き、売り急ぐ動きもなく、指数を大きく振りまわす場面もあったのですが、方向を決めるような動きにはなりませんでした。
買い方の回転がしっかりと効いてきたようです。先駆したもの、しっかりと上昇したものは利益確定売りに押されるものが多かったのですが、中には買い方の回転が効いて大幅高となるものも見られ、また、出遅れ銘柄の一角も物色されるなど底上げ機運も出ています。幕間つなぎとして、小型銘柄の一角や値動きの良い低位株、あるいは材料含みの銘柄は出来高も膨らみ、大きく値を飛ばすものも見られました。相場つきは明らかに好転しているように思われます。
高値圏でのもみ合いの範疇ではないかと思います。RSIには上値余地もあるのですが高値圏にあり、ストキャスティックスも高値圏からの下落となっていますが、基調は強含みと見ても良いのでしょう。目先的な過熱感が強いことから日柄か値幅での調整が必要というところなのかもしれません。転換線のサポートを確認するような場面もあるのではないでしょうか。
RSIには上値余地があるものの、ストキャスティックスは高値圏からの下落となっています。調整と見られますが、転換線まで下落すれば反発となって来るものと思われます。来週になると基準線も上昇となってきそうであり、強含みの展開が続くものと思います。
引き続き雲や基準線に上値を押さえられています。遅行線も日々線に上値を押さえられていますが、遅行線が対応する日々線が急騰しており、日々線も上値を押さえている雲は上昇しており、強含みとなりそうです。RSIやストキャスティックスも上値余地はあい、雲の下限の上昇に合わせるように上値を押さえられながら堅調な展開となるものと思います。
利益確定売りに押されるも出遅れ銘柄を物色する動きも散見される
2013年にも家庭でも充電できるプラグイン電気自動車を国内市場に投入すると報道されたことから、目先筋の買いも交えて大幅高となりました。
海外市場で非鉄金属相場の上昇も一服となったのですが、引き続き上昇基調に変わりないということで、売り先行で始まったものの買い戻しを急ぐ動きなどもあって堅調となりました。
ユナイテッドアローズ(7606)の筆頭株主になったことが報じられましたが、前日売り上げ好調を受けて大幅高となっただけに利益確定売りに押され軟調となりました。ユナイテッドアローズとの相乗効果を疑問視する見方もあったようです。
豊田自動織機(6201)と共同で電気自動車(EV)やコンセントで充電できるプラグイン・ハイブリッド車に対応する充電スタンドを開発したと報じられ、好感する買いが入り、ストップ高となりました。相場らしい相場がなかったことや幕間つなぎ銘柄として注目された面もあるものと思われます。
ハイブリッド車などの話題が相変わらず多く、何かにつけて注目される電池関連銘柄の筆頭ということで、手掛かり難の場面では幕間つなぎ銘柄として取りざたされるようで、利益確定売りをこなしながら買い方の回転が効いて6日続伸となりました。
バルチック指数は引き続き堅調となっているのですが、目先的な過熱感が強く、利益確定売りに押されて大幅安となりました。
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