いいですか? ちょっとだけ衝撃的なことを言います。
上司はあなたよりクリエイティブなことが言える場合が多々あります。彼らは、伊達にタヌキオヤジではないのです。
うそだ! そんなわけがない! と思いますか? でもね、彼らにも作業員時代があって、それなりの成果を残して上に行っているんですよね。そして、部門全体の情報、会社全体の情報は間違いなく彼らのほうが持っているんです。
まず嫌かもしれませんが、上司がいろいろできる人であるという前提で物事を見てみましょう。そうすると、視点が一変してきます。
その前提でやると、いかに上司の能力を利用して、自分に任された仕事のクオリティを上げるか? が重要になってきます。まあ、全部が全部使ってしまうと彼らも疲れますので、そうでなくて、よりこの仕事のクオリティを引き上げるのに、どの部分で一番力を使ってもらえばいいのだろう? と考えます。
そうすると、上司も「ああ、ここはこうだよなー」とその部分でいろいろと力が発揮できます。
まだ信じられませんか? 「そんなばかな!」とたいていの方は思います。「上司は駄目駄目だよ!」と。
いや、それでも、上司の素晴らしいところを生かそうとしてみていただけませんか? たいていの人は上司の素晴らしいところを生かして仕事をしようなんて、思ったこともない場合が多いですから。
最後までお読みいただきありがとうございます。あなたの仕事のクオリティが少しでも上がることにお役に立てれば幸いです。(伊藤達夫)
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