速報
» 2009年06月25日 15時44分 公開

米ナスダック指数が大幅高となったことや持高調整の売り一巡感から大幅高清水洋介の「日々是相場」夕刊(2/2 ページ)

[清水洋介,リテラ・クレア証券]
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明日の相場雑感

 米国ナスダック指数高などから堅調な展開になりました。9500円の底堅さが確認され、持高調整の売り一服となったことで先物の買戻しを急ぐ動きなどから上げ幅を広げることになったものと思います。為替が円安傾向にあったこともハイテク銘柄などの買い戻しや買い直しを急がせることとなり、売りが手控えられるなかで大きな上昇となりました。

 本日は情報端末のニュースで面白い記事を読みました。日経平均が本日9700円代半ば以上で引けなければ5日移動平均線が25日移動平均線を割り込み所謂「デッドクロス」となってしまうので、それを防ぐために先物を買い上げている人たちがいるという記事です。冗談半分に言っているのではなく大真面目でよくもこんな記事を書けるものだと思います。

 よく「チャートを作る」などということも言われますが、正確には「チャートが出来る」と言うことなのです。一部の人間の思惑で相場が動かせれば、特に日経平均が動かせるのであれば昨年10月の暴落はなかったでしょうし、日経平均は永遠に右肩上がりとなってしまうのではないでしょうか?相場などは一部の人間の思惑で動かすものではなく、さまざまな投資家の思惑があって、「動いて」いるものだということをしっかりと認識した方がいいのではないかと思います。

 為替などの介入もそうですが、タイミングがぴたりと合えばあたかも相場を「動かした」かのように見えるのですが、実はタイミングが「たまたま」合ったことで相場が「動いた」と言うことに過ぎないのです。つまり、相場の流れ、節目をしっかりと見極めておけばあたかも自分が動かしたかのように相場の流れに乗ることが出来るということなのです。

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


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