主力銘柄の押し目買いが主体か
両社はプライベートブランド(PB=自主企画)商品に第三のビールを投入する。ともにサントリーが製造し、7月末に発売、価格はイオンが350ミリリットルが100円、セブンアンドアイは6缶セットで600円と消費者の節約志向の強まりに対応した。
子会社が中国石油化学最大手の子会社と電子部品や工場の洗浄剤などに使われる石油化学製品ジメチルスルホキシド(DMSO)を生産・販売する。中国には製造工程でDMSOを使う海外の電子部品メーカーが進出しており、東レは需要拡大を見込んで現地の石油化学最大手と組むことにした。
両社の国内印刷インキ事業を統合する。10月に両社が共同出資で新会社を設立し、DICと大日本印刷子会社のそれぞれ関連部門を統合する。少子化などで国内のインキ需要が低迷すると見ており、事業の効率を高めて競争力を強化する。
理化学研究所と設立した研究組織は念じるだけで車椅子を制御するシステムを開発した。今後はより多くの動作への応用を研究するとともに、より簡単に使える電極を開発し、医療や介護分野への応用につなげる。
エルピーダメモリは10月から液晶テレビの画面表示に使う半導体の生産をNECエレクトロニクスから受託する。DRAM以外の半導体を手掛けて収益基盤を多様化する。NECエレクトロニクスは新規投資を抑制、厳しい半導体不況を乗り切るため、国内大手同士の水平分業が始まった。
太陽電池の発電効率向上に寄与する塗料を2010年に発売する。セル部分の背面にあるバックシートに塗り、集光の効率を上げる塗料と、汚れを防止する目的でカバーガラスに塗る2種類を開発。主力事業の新車用塗料が低迷するなか、新分野の開拓で収益拡大につなげる。
売り 1850万株
買い 1480万株
(金額ベースはトントン越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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