円高にも関わらず輸出株が買われるかどうかに注目
両社が出資する電池生産会社が自動車用リチウムイオン電池の試作をこのほど開始した。2010年に日産が電気自動車を発売するのに合わせ、量産を始める計画。同時に日産は中・小型車用のハイブリッド技術を開発し、2011年をめどに国内で販売する。日産は環境対応車では電気自動車を本命に位置づけているが、減税など政府の販売促進策や低価格化を背景にハイブリッド車が人気を集めており、対抗して量販車に搭載する。
オフィス向けの照明システムを共同開発した。オフィス家具と一体になった発光ダイオード(LED)照明の照度や色合いを建物外の日照に合わせて変化させるのが特徴。生活リズムに合った光を提供できるうえ、消費電力も減らせる。
ロシア市場に参入する。中国でも8月に上海の営業拠点を拡充する。ロシアや中国では資源開発用の掘削機や鉄道車両などを生産する大型工作機械の需要が堅調。新興国の開拓を急ぎ、日米欧市場の落ち込みを補う。
「吉野家」ブランドのそば店を本格展開する。うどん・そば業態は外食市場のなかでも大手チェーンの占有率が1割弱と低く、成長が見込めることから、2010年までに店舗数を現在の2倍の30店に増やす。
中国の太陽電池会社と提携し、太陽光発電パネル製品の物流網を整備する。中国社は日通の物流網を活用し、即納体制を武器に、シャープ(6753)など国内大手による寡占状態が続く日本市場を開拓する。
オーストラリアで不動産の大規模開発事業に乗り出す。海外での本格的な不動産投資は初めてだが、現地に資材工場も建設する。国内の住宅市場が縮小するなか、代表的な産業である住宅業界でも海外展開が加速してきた。
売り 1940万株
買い 2040万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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