ハイテク銘柄など輸出関連銘柄の反発に期待
電気自動車の充電設備を効率よく利用するシステムの実証実験を9月に始める。企業や自治体が独自に導入してる充電設備を借り、設備を相互に利用するための認証・課金システムなどの有効性を検証する。
ギリシャの現地企業が計画している風力発電所に対し、蓄電池を使った送電量の制御システムを提供する。すでに米国の電力会社にも同様のシステムを提供しており、世界各国で送電安定化技術の普及を後押しする。
太陽電池の製造時に電池本体を固定するのに使う樹脂製シートの事業に参入する。このほど同シート大手を買収、2012年度までに生産能力を2倍に引き上げる。カネカは太陽電池の生産も手掛けるが、成長が見込める関連素材も収益源として取り込む。
省エネルギー素材を相次ぎ開発し、サンプル出荷を始めた。電磁鋼板は薄いほど電力損失が減るが、太陽電池向けなどに従来より2割薄い電磁鋼板を開発した。自動車用には表面処理が不要で環境負荷が減るステンレス鋼を開発した。
アジアで主力製品の投入を加速する。年内に中国で尿失禁治療薬を発売するほか、韓国、台湾、タイで免疫抑制剤の販売を始める。堅調に市場が伸びているアジアで品揃えを広げて、欧米での落ち込みをカバーできるように収益基盤を安定させる。
東京大学と共同で低コスト製造への期待が高い有機太陽電池の性能向上に役立つ新構造を開発した。新構造なら耐久性を高めつつ、光を電気に変換する効率を実用レベルの10%に引き上げることが可能性になるとしている。
売り 1520万株
買い 2360万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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