円高にも関わらず輸出関連銘柄が何処まで買われるか
三井金属と新日鉱HD傘下の日鉱金属の合弁会社が南米チリの銅鉱山開発を本格化する。埋蔵量調査などの結果、開発するのに十分な経済性があると判断した。
子会社を通じて開発を進めている国内初の小型ジェット旅客機に100席クラスの機体を追加する検討を始めた。欧州から100席の機体に対する要望があるため、開発中の70席と90席クラスに追加し、機体のラインナップを拡充する。
インフルエンザの感染の有無を調べる簡易検査で感度を現状の100倍に高める技術を開発した。2011年に、強毒性の鳥インフルエンザ(H5N1型)ウイルス検査用のチップと自動判定装置を発売する。
リチウムイオン電池の材料市場に参入する。耐熱性に優れたアラミド樹脂を同電池のセパレーターの材料として加工する技術を開発した。耐熱性が従来より100度以上高いセ氏250度に向上するもので2011年から本格生産する。
EMS(電子機器の受託製造サービス)事業を拡大する。子会社を通じてプリント基板の設計受託を始めたほか、中国でも事業に乗り出した。防犯カメラの基板など比較的生産規模が小さい分野に特化することで外部委託の新たな需要を掘り起こす。
子会社のデータ関連事業を強化する。エンジニアの育成やグループの顧客にデータセンターの活用を促す営業などの人材を育成し、業務のアウトソーシング(外部委託)と組み合わせた「クラウドコンピューティングサービス」事業に力を入れる。
売り 1720万株
買い 1760万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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