国立循環器病センター研究所との共同チームは皮膚から出る微量ガスを調べて病気を診断する新型装置の開発に着手した。3年後を目処に試作装置を完成させ、糖尿病をはじめとする生活習慣病やがんの早期発見などに役立つ医療機器を目指す。
がんの痛みを抑える張り薬の製造承認が2009年度中に厚生労働省から得られる見通しになったため、新製造ラインを設けた。承認され次第、工場を稼働して販売を始める。協和発酵キリン(4151)と共同販売契約を結んでいる。新薬としてがんの痛みを抑える張り薬を投入するのは初めてで、これを機に同分野を新たな収益の柱に育てる。
住宅用の太陽電池の新製品として、発電効率が20%と高い太陽電池を使った発電パネルを発売した。ドイツ、フランス、イタリアなどで発電効率19%台だった従来製品を置き換える。
海外生産比率を2013年3月期までに現在の15%から30%に高める方針。低価格の電子部品は海外の工場で増産し、コストを抑える。円高で価格競争力が低下していることに加え、将来労働者派遣の規制が強化されるリスクにも備える。
それぞれ2010年度から、生物由来の資源から作るバイオガスの活用を始める。燃焼時に二酸化炭素(CO2)を出さないとみなされるバイオガスの活用でガス使用に伴う環境負荷を減らす狙い。
両社は2010年4月1日に合併する。イーウェーブは解散、2010年3月29日に上場廃止となる見込み。業務や取引先が重複しないため、合併で事業を補完できる相乗効果が高いと判断した。
売り 1750万株
買い 1760万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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