− | − | − |
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日経平均 | 10336.84円 | △100.33円 |
売買高 | 18億3777万株 | − |
日経平均先物 | 10330円 | △80円 |
売買代金 | 1兆2984億円 | − |
TOPIX | 913.45 | △7.65 |
値上がり銘柄 | 1078銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 440.91 | ▼1.55 |
値下がり銘柄 | 474銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1223.43円 | △1.59円 |
変わらず | 137銘柄 | − |
騰落レシオ | 88.14% | △4.79% |
米国株高や業績回復期待から堅調だが先行き懸念も根強く上値も限定的
米国株が業績回復期待から堅調となったことや日本市場でも決算発表を前に、業績回復期待が強まっていることなどもあり、買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も大幅買い越しと伝えられたことから大幅高となる場面もあったのですが、持高調整一巡で買戻しも限定的、公共投資の中止、予算の停止などの影響を嫌気する動きもあって上値も限定的となりました。足元の業績が改善しているということで、半導体株などが買われましたが内需振興が言われる中で、今後の業績に対する懸念も根強く、上値を買い切れない感じでした。
後場に入ると御他聞に漏れず上値の重い展開となり、指数も小動きとなりました。為替も若干円高に振れたことで、ハイテク銘柄など輸出株には利益確定売りや見切り売りがかさんで上げ幅を縮小、資源株として商社株が高く、買戻しもあって不動産株なども高いのですが、指数を押し上げるだけの買いは入らず、上値の重い展開となりました。小売り株の一角も内需関連ということで買われていましたが、持高調整の買戻しが中心と見られ、明日に繋がるような盛り上がりもなく相場のけん引役とはなりませんでした。
小型銘柄もまちまちとなりました。主力銘柄同様に最後まで買い切れないということで、値動きの良い銘柄を個別に物色する動きとなっていました。東証マザーズ指数は軟調となりましたが、二部株指数や日経ジャスダック平均は横ばいとなりました。先物のまとまった売り買いは散発的で追随する動きもほとんどなく、相変わらず方向感のない展開でした。足元の景気回復は確認できるもののまだ二番底懸念などもあり、売り買い大きく動き難く、まとまった売り買いも手控え気味ということなのでしょう。
堅調とはなりましたが、相変わらず方向感のない展開が続いています。ようやく米国株高や原油高などにも反応するするようになったのですが、業績の先行きに対しては政策の方向性が見えないことから不安が強く、しっかりと方向付けての投資がし難いということのようです。大手生保の株式保有を減らすとの話題も、それでなくても政策が見えずに先行きに対する懸念が強い相場の足を引っ張るには十分ということで、決算動向に一喜一憂しながらあくまでも目先の売買が主体の相場展開が続きそうです。
堅調となっているのですが、依然として遅行線が日々線を抜け切れず、日々線も雲の上限まで一気に戻るというわけにも行きませんでした。ストキャスティックスは高値圏にあるのですが、RSIはまだ上昇余地もあって、強含みの展開が続く可能性もありますが、引き続き遅行線は日々線に上値を押さえられ、日々線は雲の上限を意識して上値のも追い展開は続くものと思います。
基準線を抜けましたが、まだ遅行線が雲に上値を押さえられています。まだ日々線も基準線を抜けたといっても雲の抵抗帯も控えており、まだまだ上値の重い展開が続くのでしょう。それでも、ストキャスティックスは高値圏にあるのですが、RSIは上昇余地も大きく、遅行線が日々線に突っかけるようなこともあるのかもしれません。日々線が雲のねじれを目指すような展開になるのではないかと思います。
基準線を抜け、今度は基準線をサポートに底堅くなり、底入れ感は強まったものと思います。ただ、一方でRSIには上昇余地はあるのですが、ストキャスティックスは高値圏にあって上値も重く、遅行線も日々線に押さえられています。遅行線が絡む日々線が下落となっているところでは日々線も下落している雲に上値を押さえられしまうものと思われ、もう一度は下値を確認する場面もありそうです。
原油高などに反応したが反応も限定的
特に個別の材料が出たわけでもないのですが、ようやく海外での原油価格の上昇に反応する格好となりました。持高調整の売りが一巡したことで3日ぶりに上昇、約4カ月ぶりに年初来高値更新となりました。
米国で決算発表を控えたキャタピラーが買われたことや2009年4−9月期連結営業利益が会社予想を上回ったと新聞で報じられたことから、買い気配で始まり堅調となりました。
昨日の大引け後に2010年3月期の連結最終利益の見通しが発表され、水産物の価格低迷などが響いて、従来の予想を下回ったことが嫌気されて軟調となりました。
年初来高値更新となりました。昨日の大引け後に2009年4−9月期の連結最終利益が従来の予想よりも赤字が大きく縮小したもようと発表されて、買われました。営業損益の黒字が確保されたことが好感されました。
高コスト体質からの脱却や粗利益率の改善が期待されることなどから、外資系証券が投資判断を最上位で開始したことが好感されてストップ高となりました。特に取りざたするようなこともなかったのですが、目先的に値動きの良い銘柄を物色する動きに乗ったものと思います。
鋼材全15品種の11月契約価格を引き下げると発表、採算悪化を嫌気する売りがかさみ、軟調となりました。建設業向けの鋼材が主力で、公共工事の先行きが不透明で需要が減少、値下げを余儀なくされました。
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