コラム
» 2009年10月29日 08時00分 公開

カーナビを“チャリナビ”として使ってみた郷好文の“うふふ”マーケティング(2/3 ページ)

[郷好文,Business Media 誠]

徒歩モードでは使えない

 まず“目的地誘導ナビ”に挑戦。折しも東京・青山で青山まつりが開催中(10月3日〜11月5日)。秋葉原の仕事場から、青山までゆっくり行こう。徒歩モードで目的地を設定。目的地までの距離は7.2キロ、楽々だ。

 走り出すと……あれれ? ナビのガイド音声が聴こえない! 指定ルートから外れ、ナビをいじくると「新しいルートを設定します」と、ガイドし直してくれるあのお決まりの文句が聞こえた。「そうさ、ボクはどーせ方向音痴さ」と自嘲して再び走りだすが、坂あり狭い歩道あり、どうもチャリにぴったりの道ではない。

 片道走りきって気づいたのは「徒歩モードは自転車には遅すぎる」。徒歩スピードより自転車が速いため、ガイドが遅れてしまうのだ。う〜ん、失敗。

自転車ツーキニストにはどうか

 次は自動車モードで“自転車ツーキニストナビ”にチャレンジ。私のチャリ通距離は片道約25キロ。私なりに安全で早くてベストと考える行程よりも、果たして良い道を教えてくれるだろうか? 検索されたのは、割とフツーの道。一般道推奨ルートでは、秋葉原から靖国通りを東に、江戸通りを北上し浅草手前を右折、国道6号線を松戸市まで北上する。“北北東に進路を取れ”だ。

 だいたいいつも私が走る道と似ているが、2つ違いがある。6号線には交通量が多くて危険な場所があるので、都内では迂回道路と、江戸川沿いのサイクリングロードを走るようにしている。それが結局早くて近いからだ。しかし、ナビのおすすめで走ってみると、6号線バリバリのルート。自動車モードだから仕方ないのだが、6号線はアブない道路なんだよ。ということで、途中から自分なりのルートにチェンジ。

 「“危険モード”や“楽々モード”設定があればなあ」と思ったが、自動車用の地図だから仕方ないか。ただ、NV-U75はクルマにとって“道ではない”サイクリングロードでの走行もばっちりナビしてくれた。ガイドのタイミングもぴったりで、その高精度さにはびっくりした。

 ナビは自転車用の地図さえあれば十分に使える。例えばネット上の「自転車はこの道が走りやすい」という書き込みや、『PetaMap』のような、みんなで作る地図を使えばよさそうだ(NAV-Uはペタマップ・データも本体に取り込める)。

 通勤ではまっすぐ効率的に行き来するのがフツーなので、ナビの活躍の場はない。しかし寄り道をするなら話は変わる。その精度の高さを利用して“通勤寄り道ナビ”として、寄り道スポット(店や名所、旧跡など)を設定して、新たな発見を楽しむことができそうだ。

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