決算に反応し切れなかったものの見直し買いも
2013年にも小型旅客機用エンジンの国内生産を始める。米社と共同開発した新型で、自社のジェット機「MRJ」向けに生産、アジアへの供給も視野に入れる。
米ベンチャー企業と提携し、車載用リチウムイオン電池事業に進出する。米GM(ゼネラルモーターズ)からリチウムイオン電池を受注している米社から電池を調達し、IHIが電力供給システムに組み上げて自動車メーカーなどに供給する。
市販用電池などのニッケル水素電池の製造会社とリチウムイオン電池を手掛ける会社の子会社2社を富士通(6702)傘下のFDK(6955)に売却する。パナソニック(6752)による買収でシェアが拡大するため、競争法審査対策の意味がある。
グループ企業に分散する2次電池向け材料事業を統合する。住金本体や子会社の事業を中央電気工業に集約、事業拡大が期待される電池材料市場で攻勢をかける。
米製薬ベンチャーから前立腺がん治療薬の開発・販売権を取得した。既に欧米で臨床試験が最終段階に入っており、近い将来の製品販売が期待出来る。この新薬の獲得でがんと泌尿器の品揃えを強化する。
日本の家電メーカーで初めて、ブラジルで家庭用エアコンの生産に乗り出す。既に現地で生産体制の整備を進めており、近く組み立てを始める。都市部の富裕層の需要を掘り起こす。
売り 2740万株
買い 2140万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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