週末の買戻しが入り好業績銘柄に底堅さが見られるかどうかに注目
インドの鉄鋼大手JSWスチールと包括提携した。JFEが自動車用鋼板技術などを供与した上で、10%前後を出資、将来は出資比率の拡大も見込む。2020年までに大型製鉄所をインドの2カ所に建設する。インドの鉄鋼需要は今年、日本や韓国を抜き世界3位に浮上する。JFEは現地大手と組み、一気に供給体制を整える。
ローソンは九九プラスを株式交換方式で完全子会社化する。九九プラス1株にローソン32.5株を割り当てる。九九プラスは2010年2月24日付で上場廃止にはる見通し。
リチウムイオン電池の主要部材である電解液の事業に参入する。ハイブリッド車や電気自動車などに搭載する電池向けで、2012年までに量産を始める。
インドへのパルプ輸出を始める。インドネシアの自社工場で1割増産し、インドに出荷する。既に中国などに輸出しているが、所得水準が向上し紙の消費量が伸びるインドでも需要を掘り起こし、新興国市場の開拓に弾みをつける。
ロシア産小麦をアジアに輸出する。ロシアの主要穀物企業で組織する協会と提携し、共同で市場を開拓する。アジアでは人口増加で食料需要が増大しており、主要穀物である小麦を安定して調達できる体制を構築する。
インドで生命保険事業に参入する。投資銀行などを展開する企業との合弁で、2011年1月を目処に生命保険会社を設立する。日本国内での損保販売が低迷しているため、成長市場に積極投資して事業拡大を目指す。
売り 2220万株
買い 1790万株
(金額ベースは買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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