ドバイの信用不安が後退、住宅指標の好転や商品市況の上昇もあって大幅高清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2009年12月02日 08時28分 公開
[清水洋介,リテラ・クレア証券]
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本日の注目銘柄

「金融緩和策」への評価が株価に反映か

7&I−HD(3382) 2010 △77 、 ぴ あ(4337) 1195 ▼5

 資本・業務提携することで合意した。セブン&アイがぴあに2割程度出資して、全国のセブンイレブン店舗網やインターネット事業を活用したチケット販売を軸に連携、セブン&アイは物販に次ぐ新たな収益源に育てる。

バンナムHD(7832) 868 △6 、 日 立(6501) 236 △2

 バンダイは赤ちゃんの脳の発達に合わせた遊び方が出来る乳児向け玩具を発売する。日立の脳科学の研究成果を元に開発した。バンダイが乳児向け玩具を発売するのは初めて。

オークマ(6103) 386 △10

 中国の販売・サービス体制を拡充する。同社が得意とするエネルギーや鉄道などインフラ産業向けの大型工作機械の営業体制を強化、競合他社に比べて出遅れている中国市場で攻勢をかける。

アルプス(6770) 492 ▼3

 官民ファンドと共同で、先端の電子部品を事業化する検討を始めた。検討対象はハイブリッド車や電気自動車、パソコンなどの電源周りに使う電源センサーやパワーインダクターなどの部品。自社で持つ技術を基に競争力のある製品を開発したい考え。

ダイヘン(6622) 276 △6

 液晶パネルや太陽電池パネルを工場内で搬送するロボットの生産を中国で始める。中国では液晶パネルや太陽電池の大型投資計画が相次いでおり、搬送ロボットの需要増に対応する。

ソニー(6758) 2370 △45

 中国で自社のデジタル家電製品の修理を引き受ける拠点を拡充する。販売拡大のため自社製品の専売店を積極的に増設しているが、新たにアフターサービス網も拡充、販売とサービスの両面でインフラを整える。(日経産業)

外国人売買動向(外資系10社ベース)

売り  1800万株

買い  2540万株

(金額ベースも買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


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