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日経平均 | 10105.68円 | ▼2.19円 |
売買高 | 20億0785万株 | − |
日経平均先物 | 10100円 | − |
売買代金 | 1兆2437億円 | − |
TOPIX | 885.08 | ▼3.49 |
値上がり銘柄 | 646銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 399.86 | △1.49 |
値下がり銘柄 | 880銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1149.47円 | △6.03円 |
変わらず | 153銘柄 | − |
騰落レシオ | 81.14% | △1.75% |
週末の大幅高の反動や円高を嫌気して売られるが底堅い展開
週末の米国市場はダウ平均は堅調、ナスダック指数は小幅安となったことや米国では円安となったものの、日銀短観の発表を受けて円高に振れたこと、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も株数ベースでは買い越しと伝えられたものの金額ベースでは売り越しとされるなど強弱感が対立する形で方向感のない展開となりました。寄り付きは買い気配から始まるものも散見されるなど堅調な始まりとなったものの寄り付きの買いが一巡すると軟調となり、方向感のない展開となりました。寄り付き前に発表された日銀短観も業況判断DIは予想を上回ったものの先行きの見通しは暗く、方向感を出す要因となりませんでした。
後場は円高が一段と進み下げ幅を広げる場面もありました。何とか日経平均の節目と見られる10000円を保って底堅い展開となっているところで、ドバイの政府系企業の債務不履行が免れると伝わり、円が売られ、先物のまとまった買いが入り一気に戻り歩調となりました。引けを意識する時間帯にも為替は円高にもかかわらず、新興国の景気回復期待から輸出関連銘柄に買いが入り、先物の買戻しなども見られて指数は高値圏まで戻りましたがプラス圏までは戻らず、小幅安となりました。持高調整の売りも先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出を機に、いったん止まったものと見られ、上値を押さえる要因が少なく、指数は底堅い展開となったものと思います。
小型銘柄はまちまちとなりました。個別に小口の売買で動くものが多く、指数としての方向感はなく、東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均は堅調、二部株指数は横ばいとなりました。先物は大人しい動きが多かったのですが、後場にはまとまった買いが散見され、指数を押し上げる要因となりました。上値を買い上がる動きというよりは買戻しを急ぐ展開となったものと思われ、目先筋が中心であることには変わりないようです。
為替に振らされながらも最後は底買い展開となりました。持高調整の売りが止まったことで底堅いのかもしれませんが、要は「売られすぎ」ということでしょう。為替も大きく円高になる要因としては債券が売られて金利が上昇することくらいしかなく、「安全資産」としての円買いも限界があると思います。米国と同様に新興国を中心に海外で利益を出している企業がしっかりと儲かるようでないと景気回復も期待できず、そのために円高や金利上昇を防ぐ政策が見られれば日経平均も10000円を固めて戻りを試す動きとなるものと思います。
雲の下限で下げ渋りながらも上値の重い展開となっています。高値圏ではないので、下落の兆しという形ではないのですが、雲の抵抗が強いことを示しているものとおもいます。RSIには上昇余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏からの調整となっているものと考えられます。引き続き雲の下限にサポートされながらも上限で上値を押さえられる展開が続くものと思います。
日々線が雲に上値を押さえられています。遅行線も基準線に上値を押さえられており、RSIには上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏からの調整を示しており、まだまだ雲に上値を押さえられて調整が続きそうです。
基準線や転換線にサポートされて底堅く、戻りを試す動きとなりました。RSIは上値余地もあり、上昇を示しているのですが、ストキャスティックスは戻りを示しているといってもまだ下げ足りず、遅行線が日々線に上値を押さえられながら日々線が基準線にサポートされるようなもみ合いとなるのではないかと思います。
先週末の反動や円高を嫌気して軟調
週末にベトナムが高速鉄道に日本の新幹線方式の採用を決めたと報じられて堅調となった反動から軟調となりました。好材料も長続きしない地合いの悪さもあり、売り急ぐ向きも多かったものと思います。
大幅高となりました。前場の引け後に親会社である住生活グループが2010年4月1日付でサンウェーブ株1株に対し、住生活G株0.19株を割り当て、完全子会社化すると発表。割り当て株数から考えてサンウェーブ株が割安とされて買いが集まり大幅高となりました。住生活グループは軟調となりました。
前場は週末に日系企業がドバイなどで持っている工事代金約6600億円が未回収となっていると新聞で報じられたことから売り先行となりましたが、後場に入ってからドバイ系不動産会社のイスラム債の償還期日で債務不履行は回避されると報じられたことが好感されて切り返し、堅調となりました。
米国個人消費が回復の兆しが見られることや家庭充電型のハイブリッド車を2年後に市販するなどと言う好材料が出たにもかかわらず、為替が再び円高方向に振れたことや週末の大幅高の反動や景気回復の鈍さが嫌気されて売られ軟調となりました。
住友化学(4005)が中国で設立した合弁会社から資料添加物を生産するプラントの建設を受注したと発表。前場は地合いの悪さに押されていたものが発表を好感して買われ、堅調となる場面もありました。ただ、景気の先行き不透明感などから買いが続かず上値の重い展開となりました。
年末・年始の指定席予約状況が景気低迷や高速道路割引などの影響で1999年以来の減少幅となったことが嫌気されて売られました。上場JRの他2社、JR西日本(9021)、JR東海(9022)も揃って軟調となりました。
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