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日経平均 | 10868.41円 | △130.89円 |
売買高 | 26億2304万株 | − |
日経平均先物 | 10840円 | △130円 |
売買代金 | 1兆8990億円 | − |
TOPIX | 956.03 | △11.31 |
値上がり銘柄 | 1013銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 425.72 | △3.95 |
値下がり銘柄 | 504銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1209.54円 | △13.75円 |
変わらず | 166銘柄 | − |
騰落レシオ | 116.59% | ▼2.37% |
米国など海外市場が大幅下落になったにもかかわらず持高調整の買いが入り大幅高
米国株が大幅下落となったことから売り先行となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたこともあり寄り付きからの売りが一巡すると値ごろ感からの買いや持高調整の買戻しなども入り堅調となりました。中国の経済指標の発表を気にする向きもありましたが、昨日の下落の反動もあり指数は方向感なく小動きとなりました。円高が進まなかったことで目先筋の買戻しなどもあって底堅さが見られたものと思います。
後場は寄り付きこそ売り先行となったもののすぐに切り返し大幅高となりました。日経平均採用銘柄の入れ替えの影響もあってなのか、持高調整と見られる売り買いがあり、ハイテク銘柄などに買戻しを急ぐ動きが見られると昨日軟調となっていた銘柄を中心に買いが入り指数は大幅高となりました。銀行株の公募価格が決まったことも持高調整を行う要因となったのか、特に材料のない中で買い上がられる銘柄も見られ、指数を大きく押し上げました。輸出関連銘柄を中心に買われましたが、業種ごと買われるというよりは一本釣りという感じで買われているものも見られました。
小型銘柄も値動きの良さを好感するように買い急ぐ銘柄も見られ、総じて堅調となりました。東証マザーズ指数は堅調、日経ジャスダック平均は大幅高となりました。先物はまとまった買いが断続的に入るような場面は少なかったのですが、散発的にまとまった売り買いが見られその都度指数を動かしました。特にまとまった買いが入ると買い戻しも急ぐような動きも見られ、指数を押し上げる場面が何度かありました。
昨日は米国株が大幅高の割りに軟調となり、本日は米国株が大幅下落となったにもかかわらず大幅高となり、ちぐはぐな展開となりました。日本市場の中でも同じ業種の中で高安まちまちとなり、業種別の動きを見ても同じようなディフェンシブ銘柄の中でも食品株が高く医薬品株が安い、また、円高メリットのある電力株と円安メリットのあるハイテク銘柄が同時に高い、などなど、「妙な」動きを上げれば切りがないほどちぐはぐな動きとなっています。明日もまだ週末ということに加え、日経平均に新しい銘柄が加わることもあり波乱含みの展開が予想されます。
昨日の相場が軟調となったことで下放れるかと思われましたが、逆に一昨日の高値を抜けるような場面もありました。まだまだ過熱感が強く、調整が不十分と言う中での反発であり、これで押し目が確認されたといことではないと思います。持高調整の売り買いで指数を押し上げた面もあるものと思われ、引き続き高値圏でのもみ合いとなり日柄の整理となるかあるいは売り直されて値幅の整理となるのか、いずれにしてもここからは上値の重い展開となるものと思います。
転換線にサポートされた格好となっていますが、まだRSIもストキャスティックスも高値圏からの調整となっており、上昇が続く基準線あたりまでの調整となる可能性も高いのではないかと思います。この水準から高値を抜けたとしても一気に上値追いというよりは達成感や過熱感から調整となるのではないかと思います。
引き続き上昇している基準線にサポートされるように堅調となっています。まだRSIは下値余地もあるのですが、ストキャスティックスは底値圏からの反発となっており、遅行線が日々線を意識するところから反発となって来るのではないかと思います。
主力銘柄が高い
2010年3月期の連結営業利益が過去最高益を更新する見通しと新聞で報じられ好感した買いが入り、午前中に業績修正を発表したこともあって大幅高となりました。
為替が円安となったことから大幅高となりました。買戻しを急ぐ動きに加え、外資系証券が電子部品事業の構造改革から収益改善が見られるとして投資判断と目標株価を引き上げたことも上げを加速させました。
中国の金融引き締め懸念から米国市場が大幅下落、同業のキャタピラーも売られたことから売り先行となりましたが、中国の好調な景気回復を好感して相場が切り返す中で堅調となりました。2009年10−12月期連結営業利益が7−9月期に比べ4割増えたと新聞で報じられたことも買戻しを急がせる要因となりました。
原油価格など商品市況が軟調となったことから商社株が総じて軟調となるなかで、堅調となりました。持高調整の買い戻しが入っている銘柄ということで高いということなのだと思います。
特に材料があったわけではないのですが、昨日、指数が軟調となるなかで堅調となったことの反動、持高調整の売りが嵩んで軟調となりました。目先の需給要因に振らされているということです。
昨日の引け後に2010年1月期の連結最終利益が従来の黒字予想が大幅赤字となったと発表、嫌気した売りに押されましたが、開発用不動産の評価損ということで一過性の損失ということに加え、買戻しを交えて切り返し大幅高となりました。
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