速報
» 2010年01月22日 16時04分 公開

週末の手仕舞い売りがあり、大幅下落清水洋介の「日々是相場」夕刊(2/2 ページ)

[清水洋介,リテラ・クレア証券]
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明日の相場雑感

 昨日は米国株が大幅下落となるなかで大幅高となりましたが、さすがに本日は大幅下落となりました。ただ、下値の節目と見られる10500円〜600円水準まで下落、目先的な値幅の整理が終わった感もあります。為替が一段と円高に振れるとか米国市場がまだまだ下落すると米国株の上昇トレンドが終わってしまう可能性もあり、そうなると日本市場でも10100円から200円程度の節目での底堅さを試すような動きになるものと思います。

 本日は指数は大幅安となりましたが、昨日と同じ様に後場に入ってからは持高調整と見られる売り買いが見られ、買戻しの入った銘柄は堅調となるものも見られました。特に材料が出たわけでもなく堅調となっていたような銘柄は持高調整の買いがが入って単に目先的な需給だけで上昇しているということでしょう。為替が円高に振れていることや、消去法的に日本株に対する持ち高を増やす中で買いが入り堅調となったものも見られたのでしょう。

 本日のような下落のときも「アジア市場が安いから」などという解説をする向きもあるようですが、本日安い理由は為替が円高に振れたこと、商品市況が軟調となったこと、米国株や安いこと、そして昨日上昇した反動、などが上げられるのではないかと思います。昨日も本日も堅調な銘柄も特に材料があったわけではない銘柄は「投資判断の引き上げ」などが買いの理由ではなく、単に買戻しが本日も続いている、あるいは持高調整の中での買いが続いているだけということでしょう。

 何がどうだから買っているのかを翌々考えて見た方が良いと思います。そうすると、この銘柄は円高で売られている、この銘柄は米国株安の影響だ、そしてこの銘柄は持高調整のように誰かが買っているから高いのだろう、といろいろと想像が出来るのではないかと思います。もちろん一つの理由だけではなく、円高を嫌気されて売られているのだが、持高調整の買いが入って底堅い、と言うようなケースも考えられます。このように相場を見ていくと、週明けは買戻しも入らないから一旦上昇は止まる、とか、まだ円高が続けば売りが出てくるだろう、などと予測することも出来るのではないかと思います。

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


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