はてなダイアリーの片隅でさまざまな話題をちょっと違った視点から扱う匿名ブロガー“ちきりん”さん。政治や経済から、社会、芸能まで鋭い分析眼で読み解く“ちきりんワールド”をご堪能ください。
※本記事は、「Chikirinの日記」において、2007年12月9日に掲載されたエントリーを再構成したコラムです。
どこの職場やコミュニティにも、多くの人が認める“できる人”がいますよね。「あいつはすごいよな」という人。そういう人の類型を、PCのスペックになぞらえて表してみると……。
思考や理解の速度が非常に速く、複雑難解な事象もすぐさま理解する“切れ者”。他者からの質問やリクエストに的確な返答を驚くほど早く出してくる。複数のプロジェクトを並行して短時間で処理できるデュアルコアやクアッドコアな人も最近は多い。
多方面にわたる膨大な資料や蔵書を有しており、デスク周りに大量に積み上げている。「何の資料でも持っている」と尊敬される一方、資料の保有数が膨大で、必要な資料がなかなか見つけられないこともある。部屋をパーティションで仕切ったり、時々は本棚の整理も行うよう勧告されている。
目の前で起こったこと、直前に起こったこと、すべての事象を詳細まで記憶している人。読み上げ算やトランプの神経衰弱ゲーム、円周率の暗記などは得意中の得意。ただし、いったん眠りにつき翌朝になると、すべてをきれいさっぱり忘れているため、試験勉強は常に一夜漬けらしい。動体視力も良いのか、テレビゲームの動きもスムーズ。
何でも図解して、非常に分かりやすく説明してくれる。いわゆる「プレゼン能力の高い人」。複数のスライドを随時切り替えながら説明するのも得意。見た目も華やかなイケメンで、スピーディな動きも自慢。ただし高CPU人間からは「プレゼンがうまいだけの奴」と陰口をたたかれている。
とにかくインプットが早く、しかも大量にインプットしても疲れない人。「本を読む」「大量の数字を読み込む」などの作業でも、他人の半分の時間で終えてしまって悠々としている。また、長文の論文もあっという間に書き終えて、周囲を驚かせる。
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