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日経平均 | 9951.82円 | ▼105.27円 |
売買高 | 19億9663万株 | − |
日経平均先物 | 9960円 | ▼100円 |
売買代金 | 1兆2919億円 | − |
TOPIX | 883.01 | ▼8.77 |
値上がり銘柄 | 396銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 387.35 | ▼10.25 |
値下がり銘柄 | 1155銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1195.16円 | ▼1.91円 |
変わらず | 129銘柄 | − |
騰落レシオ | 85.87% | △0.68% |
好決算発表も手仕舞い売りが嵩んで大幅下落
週末の米国市場は底堅い展開となりましたが、週明けから為替が円高に振れたことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられたこともあり、売り先行となりました。寄り付き直後に節目と見られる日経平均の10000円水準を割り込むと目先的な達成感から買戻しなども入り、底堅い展開となりました。いったん底堅さが見られると売り急ぐ動きもなく、軟調ながらも日経平均は10000円を保っての動きが続きました。引け際には手仕舞い売りも嵩みましたが逆に底堅さも見られ、日経平均は10000円を保っての引けとなりました。
後場に入ると今度は戻りの鈍さを嫌気するような動きになりました。昼の間も比較的好調な決算、業績回復傾向が見られるような決算などの発表もあったのですが、好業績を発表しながらも好材料出尽くし感から売られてしまうものなども見られ、日経平均は10000円を割り込んだ水準での動きとなりました。最後も見切り売りは止まらず、大幅安となりました。特に売り急がなければならない理由があったわけでもないのですが、先行きの見通しが不透明なことから、決算発表がほぼ出揃って来たところで手仕舞い売りも嵩んだものと思います。
小型銘柄も先週に続き見切売りに押されるものが多くなりました。決算発表に反応する動きもあったのですが、内容そのものよりも発表があれば反応するという動きのようです。東証マザーズ指数はインターネット関連銘柄の一角が安く、大幅安となりましたが、日経ジャスダック平均は軟調ながらも底堅い展開となりました。先物もまとまった売り買いが散発的に見られ、追随するような動きも少しはありましたが、継続した売り買いとならず、指数を動かす場面はあったものの、方向付けるような動きはありませんでした。
冴えない展開となり、日経平均はおよそ2カ月ぶりに10000円を割り込みました。ただ、節目を割り込んだからと言って売り急ぐような動きもなく、「淡々と」節目を割り込んだという印象です。金融規制や金融不安が取りざたされ、政局も先が見えずに何かに信念を持って買い上がるというような動きも少なく、目先の値動きについていくような売買が多くなっているようです。相変わらず市場参加者も限られているようで、物色の広がりも見られず、買い気の乏しい展開です。
雲の中に突っ込んで来ました。今度は雲の下限のサポートを確認して雲の中での動きとなるのかどうかが注目されます。一旦戻りかけたストキャスティックスは再び底値圏まで下落、RSIはまだ下値余地もあるのですが、底値に近いところで底堅さも見られ、そろそろ一旦は反発となってもおかしくはないところです。10000円の節目を割り込んだことで、達成感が出るのかどうかという感じですが、雲の下限のサポートを確認しながら底堅い堅調な地合いが続くものと思います。
雲のサポートを確認するように雲の水準まで下落となりました。いったん戻りかけたストキャスティックスも再び底値圏になり、RSIは下落が続いているものの底堅さも見られ、そろそろ反発となっても良いかもしれません。基準線や移動平均線との乖離も大きく少なくとも底堅さは見られるのではないかと思います。
雲の下限にサポートされて底堅さは見られます。ただ、RSIやストキャスティックスはいったん下落に転じており、しっかりと反発するには日柄整理が必要ということではないかと思います。戻りを試す場面でも雲の上限に上値を押さえられそうで、もう少し雲の下限でのサポートを確認する動きが続くのではないかと思います。
出遅れ銘柄に高いものが目立つ
先週末の引け後に発表された2009年10−12月期の連結営業利益が前四半期に比べ28%減少したことが嫌気されて売られ、軟調となりました。インドなどで四輪車は好調でしたが、二輪車事業が想定以上に悪化したことが要因とされています。
サントリーHDとの経営統合に向けた交渉を終了した、と昼の時間帯には発表されたことから、嫌気する売りに押されて大幅下落となりました。経営統合を発表してから買われていただけに見切売りも嵩んだものと思います。
前場の引け後に2009年12月期の連結最終損益が従来予想よりも赤字縮小となる見通しと発表、パソコン需要の拡大でパソコン向けハードディスクの出荷が上振れたことなどが要因とされ買い先行となりましたが、手詰まり感の強い相場の中で手仕舞い売りに押されて軟調となりました。
先週末の新聞で2010年3月期の連結営業利益が従来予想を上回る見通しと報じられ買い先行となったものの、後場に入って上方修正を発表すると材料出尽くし感から売られ、一転軟調となりました。
病院の設備投資の改善が見込まれることや欧米でも同様に改善が見込まれるとして、大手証券が投資判断を引き上げたことから買われ大幅高となりました。手詰まり感が強い中でわかりやすい材料に目先筋の買いが集まったものとも思われます。
先週末の引け後に2010年3月期の連結営業利益が従来予想を大幅に上回りそうだと発表されたことから、買われ大幅高となりました。値動きの良さも手伝って目先筋の買いも入ったものと思います。
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