必ず喜ばれる！ ホワイトデープレゼントの選び方：女性編集長が指南します（3/4 ページ）

[吉岡綾乃，Business Media 誠]

モノではなく、思い出をプレゼントする――スマートボックス

　アクセサリーはあげたことがあるし、もっと変わったプレゼントをしたい。彼女が間違いなく喜んでくれるものをあげたい……そんな人にオススメなのが、スマート＆コー ジャポンから発売されている「スマートボックス」です。

　スマートボックスは、世界18カ国で販売されている、フランス生まれの体験型ギフト。「ダイニング」「ウェルネス＆スパ」「アドベンチャー」「アンユージュアルエスケープ」など、ジャンル別にまとめられたガイドブックとその利用券（バウチャー）がセットになり、カラフルなボックスに入っています。

サロンを選べる「ウェルネス＆スパ」

「サロン・ドゥ・レーヌ・ブランシュ」（大阪）

　エステに興味はあっても、実際に行くのはぜいたく――そう思っている女性にはスマートボックスの「ウェルネス＆スパ」を贈れば間違いなく喜んでもらえるはず（1万2900円）。

　アロマトリートメント、ネイル、フェイシャルマッサージなど約60の施設のサービスをまとめたガイドブックの中から、好きなものを1つ選んで体験できます。日頃のストレスを忘れて、ゆっくりエステで時間を過ごすなんて、最高のぜいたく。

忘れられないデートになるはず――「ダイニング」「アンユージュアルエスケープ」

「肉匠なかた」（東京・西麻布）

　確実に彼女が気に入ってくれて、しかもプレゼントをきっかけに、次のデートも約束できる――それが“技あり”なプレゼントが、スマートボックスの「ダイニング」「アンユージュアルエスケープ」。

　「ダイニング」は、スマートボックスの中でも日本で一番人気があるプログラム（1万6900円）。フレンチ、イタリアン、懐石料理、クルージングディナーなど、全国60カ所のレストランのうち、好きなところでディナーを楽しめます。有名店も数多くラインアップされていますが、普通にお店を訪ねても食べられない、スマートボックス専用のコース料理をいただけるのもポイントです。

　ダイニングでは2人でディナーを楽しめます。つまり、プレゼントを渡すために会い、しかも行くお店が決まったら、その後彼女が選んだお店でもう1回間違いなくデートができる、という仕掛け。渡すときは「一緒に行こうね」と一言添えることをお忘れなく。

「茅葺きの宿 郷思館」（新潟）

　「アンユージュアルエスケープ」は、個性あふれる宿に泊まれる、ユニークなプログラムです。2人で泊まることができ、1泊朝食付きで1万900円。

　お寺の宿坊、トレーラーハウスに泊まる湯治宿、かやぶきの古民家、いろりのある農家……ガイドブックに載っている宿は、なかなか自分ではどう予約していいか分からないところばかり。名前の通り非日常的な体験ができる、スマートボックスならではの楽しいギフトです。

とっておきの体験を楽しめる「アドベンチャー」

「ダチョウ／アクアパドラー」（茨城）

　好奇心旺盛、または運動神経抜群な彼女なら、海外では一番人気という「アドベンチャー」をプレゼントしてみては？　1人または2人で体験できるプログラム50種類から好きなものを選べるガイドブックで、値段も8500円と手ごろ。

　ウェットスーツを着て川を下るラフティングや、スキューバダイビング、パラグライダー、フリークライミングに四輪バギーなど、「やったことはないけど楽しそう」な企画が50種類たっぷり。ダチョウと遊ぶ（そのあとはダチョウの卵で巨大目玉焼き作り）、流氷ウォーク、富士の青木ヶ原樹海や洞窟を歩くなど、びっくりするような内容も選べます。

　ここでは「ダイニング」「ウェルネス＆スパ」「アドベンチャー」「アンユージュアルエスケープ」の4種類を紹介しましたが、もっと予算に余裕があるという方は、2人で1泊2食付の宿泊プランもあります（3万2900円〜4万9900円）。

スマートボックスは全部で7種類。パッケージはジャンル別に色分けされている

パッケージの中身はガイドブックとバウチャーチケット。ガイドブックに書かれた連絡先に電話予約をし、当日は料金の代わりにバウチャーチケットを渡すだけ

　スマートボックスのポイントは、モノではなく、思い出をプレゼントできるところ。プレゼントをあげたときには、プレゼントの箱を開けるワクワク感を、何を体験するか決めるときには「どれを体験しよう？」と選ぶ楽しさを、そして実際の体験が終わったあとに「今度はほかのところにも行ってみたいな」とガイドブックを眺める楽しさを――1つのプレゼントで何回も楽しめるのは、スマートボックスならではです。

　申し込みはスマートボックスのWebサイトからできるほか、TSUTAYAやジュンク堂など一部の書店で購入可能。ネットでの申し込み後、カスタマーサービスへ直接電話をすれば「コメントを書いたカードを添えたい」「ギフト用のラッピングをしてほしい」というリクエストにも応えてもらえます。箱に値段表示はないので、「プレゼントの値段が分かってしまうのはちょっと……」という人も安心。

　有効期間は、スマートボックスを買った日から6カ月間。普通に申し込むよりもずっと安い値段でさまざまな体験ができる施設も多く、またお正月やお盆などハイシーズンでも同じ値段で楽しめるのもお得です。施設は全国にありますが、そこまでの往復は自己負担となります。