ハイテク銘柄の反発に期待
豪州で穀物集荷を手掛ける新興企業の株式を取得し、小麦や大麦の集荷事業に参入した。既に、豪州で肥料販売や穀物倉庫の運営、輸出用ターミナル事業などを手掛けており、新たに集荷を手掛けることで、穀物の買い付けから輸出までの一貫体制が整い、豪州からの中東やアジアへの輸出を強化する。
化学製品の輸送の大半を外部委託に切り替える。物流子会社をすべて売却し、物流費を削減する。今後も化学大手でコストや二酸化炭素(CO2)削減の観点から外部委託に切り替える例が増えそうだ。
3社などはそれぞれ、太陽光や地中熱などの再生可能エネルギーを活用し正味のエネルギー消費をゼロに出来る省エネビルの開発に乗り出した。経済産業省が昨秋打ち出した次世代の「ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)」構想を受けて、民間の技術開発が本格化する。
アジアの鉄鋼製品の加工会社への出資を加速する。中国の鋼管加工会社やベトナム企業などに相次いで資本参加した。日本の鋼材需要が頭打ちになるなか、経済成長が続くアジアでの販路を確保する。
2011年にも中国での鋼管生産能力を3割増やす。新設した製造・販売拠点に製造設備を導入し今年末にも操業を始める。日系や現地資本のメーカーから、二輪車・四輪車向け部品など鋼管需要が増え続けている。(日経産業)
交換用部品の供給を増やす。まず、自社工場で油圧ショベルの足回りの鋳鋼品の生産を始め、国内外の鉱山開発現場に供給する。資源需要の高まりを背景に鉱山などで稼動する建機は増えており、交換用部品は安定した需要が見込める。(日経産業)
売り 1630万株
買い 1670万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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