決して正体を明かさない社会派ブロガー・ちきりんさんと、プログラマーでありながら日本一のニートを目指しているphaさんの対談3回目。編集部では「ちきりんさんがニートになるかもしれない」という噂を入手したが、真相はどうなっているのだろうか? 早速、ちきりんさんに聞いてみた。「ちきりんさん、本当にニートになってしまうんですか?」と……。
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31歳。大阪府大阪市出身、現在は東京都内に在住。京都大学を24歳で卒業し、25歳で就職。できるだけ働きたくなくて社内ニートになるものの、28歳のときにインターネットとプログラミングに出会った衝撃で会社を辞める。今は毎日ふらふらしながら「日本一のニート」を目指している。
独学で覚えたプログラミングを用いてネットに数々のWebサービスを公開。また、プログラマなどが集まったシェアハウスである「ギークハウスプロジェクト」を運営している。
ちきりん phaさんは「だめ連」ってご存じですか?
pha だめ連のペペ長谷川さんや神永恒一さんには、僕が学生のときに何度かお会いしたことがあります。
ちきりん そうなんだ。だめ連の方々が最初に注目されたのは1990年代初めのころですが、彼らとphaさんのコンセプトが似てると思うんです。昼間はちゃんと働いて、夜は家庭を大切にして――といった考えた方に対し、オルタナティブな生き方の提案という意味で共通点があるなあと。
pha 似ていますね。
ちきりん だめ連は平日の昼間に野球をしたりして、働いている人たちに「お前ら、こんな時間に野球はできないだろう」「うだつの上がらない人生もいいものだ」といったことを訴えていました。また彼らは駅前の駐車場や路上で飲んだり踊ったり、と積極的に屋外で活動していました。Phaさん達もストリートコンピューティングをしたり(関連記事)、外で何かをするという意味では共通点がありますよね。
pha なるほど。
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