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日経平均 | 10774.15円 | ▼50.57円 |
売買高 | 17億1874万株 | − |
日経平均先物 | 10720円 | ▼30円 |
売買代金 | 1兆1800億円 | − |
TOPIX | 947.37 | ▼1.56 |
値上がり銘柄 | 649銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 451.90 | △13.05 |
値下がり銘柄 | 871銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1264.13円 | △8.35円 |
変わらず | 162銘柄 | − |
騰落レシオ | 129.99% | △2.21% |
持高調整の売り買いが中心と見られて方向感はないが、目先的な過熱感も強く軟調
日本市場が3連休となっている間に、米国市場は小動き、アジア市場は軟調となりましたが、日本市場は過熱感が強い割りに底堅さも見られる展開となりました。為替も若干円高方向に振れたこともあり、売り先行とはなったものの、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が本日も買い越しと伝えられたことで、持高調整の売りが嵩むとの懸念が薄れ、買戻しを急ぐ動きや売り手控える動きから底堅さも見られたものと思います。
個別の材料に反応していたかのように見えて、実は目先の需給に反応しているだけと言う感じではなかったかと思われます。後場に入ると目先筋の手仕舞い売りも嵩んで下げ幅拡大となりましたが、特に売り急ぐ動きもなく、売り買いの手掛かりに乏しい中で相変わらず持高調整の売り買いに振らされる結果となりました。最後は手仕舞い売りが嵩んで下げ幅拡大となりましたが、過熱感が強く売り急ぎたくなるような場面でも市場全体としては底堅さも見られ地合いの好転を示したものと思います。
小型銘柄は主力銘柄が利益確定売りに押される中でインターネット関連銘柄など堅調なものが見られ、東証マザーズ指数は大幅高、日経ジャスダック平均も堅調となりました。先物はまとまった売り買いはほとんど見られず、引けを意識する時間帯からヘッジ売りなどが嵩む場目は見られたのですが、特に指数を大きく動かすような場面はありませんでした。先行きに対して方向感が見えないことで積極的な売り買いは手控えられたものと思います。
結局最後まで方向感のない展開となりました。これだけ過熱感が強まるといったん上値の重さが確認されると我先にと利益確定売りや手仕舞い売りが出てもおかしくないのですが、持高調整の買戻しなども見られ、目先的な需給要因が悪くないことで相場全体、指数としては底堅い動きとなったものと思います。業績回復が鮮明になりつつある中で決算を前に慌てて売る動きも限られるということなのだと思います。予想以上に強い相場ですが、過熱感が強いことは否めず、少なくとも上値は徐々に重くなって来るものと思います。
先週末と同様に小動きとなり、「孕み足(はらみあし)」の「孕み」となったような感じです、引き続き先週水曜日の高値を上に抜けるのか、木曜日の安値を下に抜けるのかで方向が決まりそうです。ただ、RSIもストキャスティックスも高値圏からの調整を示唆し、移動平均線や基準線からの乖離も大きく、いったん調整となって来るのではないかと思います。少なくとも転換線までの調整はありそうです。
先週末に続き高値を抜けたかに見えましたが、しっかりと抜けきれません。「上ヒゲ線」となったことで、明日の寄付きが安く、本日の高値を抜け切れないと本日の高値が当面の高値となる可能性もありそうです。RSIやストキャスティックスも高く、過熱感を冷ますような日柄か値幅での調整となるものと思います。少なくとも転換線水準までの調整は見られるものと思います。
引き続き雲の中で底堅い展開となっていますが上値も重い状況が続いています。RSIもストキャスティックスも今度は下げ足りないような感じでしたが、雲の下限を意識して底堅く、戻りを試す展開となっています。まだしばらくは雲の中での動きと見ておいていいのではないかと思います。
材料への反応も鈍く持高調整が中心
米マイクロソフトの創業者で会長のビル・ゲイツ氏が東芝と組んで次世代原子炉の開発に乗り出すと新聞で報じられたことが好感されて買われ大幅高、4日続伸となりました。
本日2010年3月期の営業利益が従来予想から5割程度従来予想を上回りそうだと新聞で報じられ、手掛かり難の中、業績改善を期待した買いが入り堅調となりました。
先週土曜日の新聞で2010年3月期の連結営業利益が上振れしそうだと報じられたことが好感されて買われ堅調となりました。天然ゴムの原料価格が大幅下落となったことに加え、冬用タイヤの出荷が堅調で上振れとなりそうです。
先週金曜日の引け後に2010年3月期の連結業績で従来予想から赤字幅が拡大するとの見通しと減配を発表、嫌気する売りに押されて軟調となりました。
先週金曜日の引け後に2010年3月期の連結最終損益で赤字幅が従来予想を大幅に上回ると発表、嫌気した売りに押されて大幅安となりました。国内線、国際線共に単価回復が想定よりも遅れていることが要因とされます。
太陽光発電パネル製造装置の生産計画を縮小する、と新聞で報じられたことから、中長期の事業成長が期待されただけに失望売りが嵩んで軟調となりました。
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