雇用指標、景気指標を好感し、過熱感が強く、3連休前にも関わらず堅調清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2010年04月02日 08時27分 公開
[清水洋介,リテラ・クレア証券]
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本日の注目銘柄

過熱感は強いが出遅れ銘柄を物色か

ローソン(2651) 4015 △25

 コンビニエンスストアでは初めて農業に参入する。今夏までに関東地方の大規模農家と共同で農業生産法人を設立し、減農薬野菜などを生鮮コンビニに供給する。

パナソニック(6752) 1433 △3

 インドにカーエレクトロニクス製品の販売会社を新設した。これまでタイの拠点が担当していたインドの自動車メーカーへの営業業務を新会社に移管、自動車生産が急拡大するインド向けの販売を強化する。

ブリヂストン(5108) 1568 ▼28

 アジア事業を統括する子会社を通じてベトナムにタイヤ販売会社を設立した。交通・物流の要所として車製品の需要拡大が見込めるベトナム市場を取り込む。

東 芝(6502) 487 △4

 2012年に半導体回路の線幅が20ナノメール台前半のフラッシュメモリーの量産に乗り出す。超微細化により性能を高め、生産コストの低減も狙う。

エクセディ(7278) 2268 ▼15

 中国で自動車用変速機器部品の生産能力を2倍に増やす。世界最大の自動車生産国となった中国では部品需要も急伸しており、日系自動車メーカーや中国メーカーへの供給拡大を急ぐ。

安川電(6506) 873 △18

 環境車用モーターに本格参入する。電気自動車やハイブリッド車に使い、低速でも高速でも安定した駆動力を確保できる新型製品を開発した。2種類のモーターを必要とせず、1台で快適な走行を実現できるとして、国内外の自動車メーカーに売り込む。(日経産業)

外国人売買動向(外資系10社ベース)

売り  1720万株

買い  1770万株

(金額ベースも18億円買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


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