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日経平均 | 11251.90円 | △47.56円 |
売買高 | 21億7985万株 | − |
日経平均先物 | 11260円 | △50円 |
売買代金 | 1兆4515億円 | − |
TOPIX | 994.78 | △5.36 |
値上がり銘柄 | 1041銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 479.93 | △5.10 |
値下がり銘柄 | 495銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1309.07円 | △14.75円 |
変わらず | 140銘柄 | − |
騰落レシオ | 145.81% | ▼6.25% |
週末の米国株高や欧州での金融不安が薄れ、一時大幅高となるも物色一巡感から上値も重い
先週末の米国市場が堅調となり、欧州での金融不安が薄れたことから買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しとなったこともあり、寄り付きの買いが一巡した後は上値の重い展開となりました。それでも売り急ぐ動きはなく値持ちの良さを見た買いも入り堅調な展開が続きました。金融株なども出遅れから買われ、ハイテク銘柄の一角も業績回復が鮮明ということで買い直されるものもあり、指数を押し上げました。
後場も堅調な展開が続きました。為替もユーロが堅調なこともあり、値持ちの良さから買い戻しを急ぐ動きなども見られ、大幅高の水準でもみ合いとなりました。ただ、逆にほぼ全面高となったことで、循環物色も一巡感が出て利益確定売りが嵩み、いったん利益確定売りに上値を押さえられると目先筋の見切売りもかさんで上げ幅縮小となりました。さすがに最後まで売り急ぐこともありませんでしたが、いったん買いが止まると過熱感が強いだけに案外あっさりと下げる銘柄も見られました。
小型銘柄も堅調なものが見られましたが、主力銘柄も含めて物色対象が広がり、物色一巡感から上値が重くなりました。それでも、売り急ぐは動きはなく底堅さを確認して買い直されて、東証マザーズ指数も日経ジャスダック平均も大幅高となりました。先物には朝方は週末のヘッジ売りの買い戻しなども見られましたが、買い一巡後は最後までまとまった買いはほとんど見られず、散発的にまとまった買い戻しが見られたものの大きく指数を押し上げることもなく、目先筋の小掬い商いが中心となっていたようです。
さすがに過熱感も強く上値も重くなりました。TOPIXが心理的な節目とみられる1000ポイントを抜けて目先的な達成感も出たのかもしれません。出遅れ銘柄や小型銘柄まで物色され、ほぼ全面高となったことで、買い一巡感が出てきたものと思います。ここからは指数だけではなく、個別の銘柄も過熱感が強い銘柄が多くなり、指数も調整となって来るのかもしれません。買い方の回転は効いており、「まだ買える」と言う銘柄を物色する動きもありそうですが、いったん上値の重さを確認するとここからは買える銘柄も限定されそうです。
堅調ながらも上ヒゲ線の目立つ形となり上値の重さを確認する格好となりました。転換線に一度はサポートされたもののRSIやストキャスティックスはまだ下値余地も大きく下落が続いており、一旦は1月高値水準あたりまで、あるいは基準線まで下値を試す動きとなるのではないかと思います。
心理的な節目である1000ポイントを抜けて来ましたが、目先的な達成感から上値の重い展開となりました。上ヒゲ線の長い足と言うことでここが天井となる可能性もありそうです。RSIやストキャスティックスも高値圏から下落を示唆しており、明日の寄付きが安いと本日の高値が当面の高値となる可能性が高まりそうです。
転換線に絡みながら底堅さが見られます。まだRSIやストキャスティックスも高値圏からの調整が続いており、堅調ながらも過熱感を冷ますように上値も重く、落ち着きどころを探るような感じではないかと思います。基準線や移動平均線との乖離も大きく、戻りを試す場面があっても上値も重くなりそうです。
ユーロ高や金融不安が薄れたことに反応だが過熱感から上値も重い
先週の大幅下落の反動やユーロが堅調となったことから欧州への輸出比率が高いとされる同社の収益改善期待が高まったことで買われ、堅調となりました。ただ、先週末に投資判断の引き下げなどもあり、上値も限定的となりました。
出遅れ銘柄として先週まで堅調な展開となっていたことからの利益確定売りや国内証券が目標株価に到達したことで、投資判断を引き下げたことが嫌気されて軟調となりました。
「クラウドコンピューティング」について、総務省が普及に向けて「特区」を創設すると新聞で報じられ、「クラウドコンピューティング」関連銘柄の中核とされる両社は好感する買いが入り堅調となりました。
株価指数への組み入れの思惑から買い直されて堅調、新規上場した初値を5日以来、1週間ぶりに超えました。利益確定売り一巡感や持合目的の買いも見られたものと思います。
大幅高となり、年初来高値更新となりました。先週末の引け後に2010年3月期の連結最終損益が従来予想を上回ったもようと発表、業績回復を好感する買いが入り大幅高となりました。
先週末の引け後に2011年2月期に減収減益となりそうだと発表、「ゆとり教育」の見直しで需要の高まりを期待して買われていたこともあり、失望感もあって大きな下落となりました。
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