好決算を織り込む形に
液晶パネルの主要部材である偏光板保護フィルムの新工場を5カ月前倒しで稼動させた。大型液晶テレビ向け需要の伸びに対応する。
太陽電池をガラス基板に接着して保護する封止シートの生産能力を2011年8月までに倍増する。太陽電池の需要拡大に対応し、世界シェア首位をめざす。
「クラウドコンピューティング」の大手である米社と包括代理店契約を結んだ。富士通が米社のクラウド型サービスを全世界で販売する。富士通も自前で手掛けているが、世界的に知名度の高い米社のサービスを活用することで海外事業の拡大につなげる。
3次元(3D)のハイビジョン動画が撮れるカメラモジュール(複合部品)を開発した。消費者が手軽に3Dコンテンツを作れる機器を普及させ、テレビなども含めた3D関連市場の拡大につなげる狙い。
太陽光発電に参入する米国3位の太陽光発電会社に出資し、2015年までに最大10カ所の太陽光発電所を建設する。米オバマ政権の新エネルギー政策により、米国の太陽光発電市場は大幅に拡大すると見られ、現地の有力企業を組んで市場を開拓する。
米IBMと次世代の半導体製造用の特殊ガスを開発する。次世代半導体は主要材料の特殊ガスでも新たな機能が求められるため、2013〜14年ごろの実用化を目指し、開発を急ぐ。
売り 1910万株
買い 1960万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング