− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 9537.94円 | △17.14 円 |
売買高 | 18億0501万株 | − |
日経平均先物 | 9530円 | △20円 |
売買代金 | 1兆2680億円 | − |
TOPIX | 858.33 | ▼0.88 |
値上がり銘柄 | 769銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 416.49 | △7.11 |
値下がり銘柄 | 748銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1254.82円 | △3.36円 |
変わらず | 155銘柄 | − |
騰落レシオ | 70.06% | △4.71% |
米国株安にもかかわらず、売り飽き気分もあって節目での底堅さを確認する展開
米国市場が大幅安となったことや円高に振れたこと、また外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が大幅売り越しと伝えられたことから、売り先行となりました。それでもシカゴ市場(CME)の日経平均先物が9400円水準であったにしては底堅いような寄付きとなり、寄り付きの売りが一巡した後も、先物の買戻しを交えながら切り返し、堅調となりました。売り飽き気分が強まったことに加え、週末のSQ(特別清算指数)算出を控えてか持高調整の売り買いもあり、節目と見られる日経平均の9500円水準での底堅さを確認するような展開となりました。
後場も買い物がちに始まった後も堅調な地合いが続いていはいたのですが、積極的に買い上がるような動きも、物色対象の広がりも見られず、あくまでも目先の持高調整というように指数は堅調ながらも小動きとなりました。引けを意識する時間帯には手仕舞い売りもあって軟調となる場面もあったのですが売り急ぐような動きにはならず小動きとなりました。結局最後は手仕舞い売りもありましたが、何とか9500円水準を保ち、底堅さを確認する格好となりました。
小型銘柄もまちまちとなりましたが堅調なものも多く、戻りを試すところでは手仕舞い売りも嵩むものの、東証マザーズ指数は大幅高、日経ジャスダック平均も堅調となりました。先物は前場は散発的ではありましたが、まとまった買いも見られ、指数を押し上げる場面もありましたが、後場に入ると散発的にまとまった買戻しは見られるものの積極的な売り買いは見られず、方向感のない展開が続きました。ヘッジ売りや目先筋の手仕舞い売りに上値を押さえられる場面も見られました。
米国株が大幅安となった割りには特に材料の無い中で底堅い、堅調な展開となりました。為替も円安だから株が買われるというよりは、株が買われるから円高にならないというような雰囲気であり、持高調整の売り買いが中心となっており、指数は底入れ感が出てきてもいいのですが、まだ売りが出切っていないという意味では底入れ確認とはいかないようです。もうしばらく9500円〜600円水準での底堅さを確認するか、いったん5月安値を割り込んで売りが出切ってしまえば、反発となって来るのでしょう。
5月安値を窺うところで下げ渋りとなりましたが、戻り切らず、まだ売り物が出切っていない感じです。ストキャスティックスは下値余地があり、RSIは方向感がないもののまだ下値を探る展開かこの水準での底値固めが続くものと思います。
5月安値を試す格好となっています。RSIがここから再び上昇に転じれば、あるいはもう一段指数が下がり、安値を割り込んだところからRSIが上昇に転じれば、しっかりと戻りを試す動きとなって来るものと思います。そのためにはもう少しストキャスティックスも下落する必要があるということなのでしょう。
雲の下限の水準に基準線も転換線も集中しており、その水準でサポートされて底堅い展開となっています。RSIは中途半端な位置で方向感はなく、ストキャスティックスは高値圏からの調整となっており、押し目を確かめるような動きは続くものと思います。雲のねじれの日柄で上下どちらに動くのかが注目されますが、薄い雲に絡むような格好で落ちついてしまうかもしれません。
持高調整の売り買いが見られ売られすぎたものが高い
ハイテク銘柄などが買戻しを交えて堅調となるなかで軟調な上値の重い展開となりました。年内にテレビ用の発光ダイオード(LED)素子の量産に踏み切ると新聞で報じられたこともあり、底堅さも見られたのですが持高調整の売りに押されて軟調となりました。
売り先行となったものの、特に買い急ぐ材料はなかったのですが、ユーロ安が一服となったことから値ごろ感からの買戻しも入り堅調となりました。全般的に持高調整の売り買いが見られましたが、買戻しを急ぐ動きもあったものと思います。
2011年6月期の連結営業利益は今期予想比10%増となりそうだと新聞で報じられました。今期に続いて過去最高益を更新することが好感されて買われ、堅調となりました。
大幅続落となり、年初来安値更新となりました。昨日の引け後に大型の公募増資などで資金調達をすると発表。株式価値の希薄化を嫌気する売りに押されて大幅下落となりました。
10月までにLED(発光ダイオード)の材料の蛍光体の生産を約10倍に増やすと報じられたことから、収益拡大期待から買われ、大幅高となりました。
販売競争激化から販売が苦戦しており、2011年3月期は二桁減益が予想されるとして大手証券が投資判断を引き下げたことから嫌気した売りに押されて軟調となりました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング