業績好調な銘柄を見直す動きに
自動車や電子部品に使うフェノール樹脂の成形材料の工場を2012年に中国に建設する。自動車部品向け需要の伸びを見込んで、生産能力を約3倍に拡大する。
4月に設立した電池システム会社の売り上げを2014年度に2009年度比で75%増に引き上げる。リチウムイオン電池については従来から推進する車載向けのほか、スマートグリッド(次世代送電網)など産業用途を開拓する。
米自動車部品大手とのワイヤーハーネス(組み電線)合弁会社を完全子会社化した。素材から一貫して生産している強みを生かし、2015年度には2009年度に比べて売上高倍増を狙う。
グループで住宅向け太陽光発電システムで低価格モデルを投入する。政府の購入支援策による市場拡大と原料シリコンの低価格化を背景に価格競争が激しくなっており、低価格品を武器にシェア確保を目指す。
共同で太陽光発電システム施工の専門会社を新設する。専門技術者を集めて手薄な施工部門を許可し、太陽光発電事業を拡大する。2012年度には2009年度の5倍の施工を目指す。
レアアース(希土類)を添加しなくてもセ氏150度の高温下で耐えられる磁石を開発した。従来品よりも製造コストが2割抑えられ、自動車用小型モーター向けに需要が見込まれるため、2011年春から量産する。磁石関連事業の売上高は2013年3月期に前期比2.5倍を目指す。
売り 1250万株
買い 1270万株
(金額ベースは売り買い拮抗)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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