− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 9737.48円 | ▼190.86円 |
売買高 | 18億8921万株 | − |
日経平均先物 | 9740円 | ▼170円 |
売買代金 | 1兆2772億円 | − |
TOPIX | 867.30 | ▼12.47 |
値上がり銘柄 | 322銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 402.88 | ▼8.68 |
値下がり銘柄 | 1243銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1259.52円 | ▼8.76円 |
変わらず | 104銘柄 | − |
騰落レシオ | 102.87% | △2.88% |
引き続き米国株安や景気回復鈍化懸念に持高調整の売りが加わり大幅安
金融規制強化や金融不安に加え、景気回復鈍化懸念から米国株が大幅下落となったことを受けて日本市場も売り先行となりました。寄付きから売り気配から始まるものが目立ち、指数も大幅安の始まりとなりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も大幅売り越しと伝えられ、月末、週末ということでの持高調整の売りもあり、寄り付きの売りが一巡した後は下げ渋りとはなったものの、戻りも鈍く小動きとなりました。
後場に入ると一段安となりました。特に材料が出たわけでもないのですが、持高調整の売りが続き為替も円高気味になると目先筋の見切売りも嵩んで一段安となりました。9700円水準では底堅さも見られるのですが、戻りも鈍く、前場堅調となっていたものも買い戻し一巡後は売り直されて軟調となるなど、ほぼ全面安となりました。さすがに引けを意識する時間帯からはヘッジ売りや見切売りも多く、上値も重かったのですが、目先筋の買戻しも入り、下げ幅縮小となりましたが、節目と見られる9800円水準を回復することはなく、大幅安となりました。
小型銘柄も見切売りに押されるものが多かったのですが、値動きの良さを好感する動きも見られました。東証マザーズ指数は大幅安となりましたが、日経ジャスダック平均は軟調というに止まりました。先物は前場は散発的にまとまった売り買いが見られたものの指数を動かすような動きは少なく、後場はまとまった売り買いが断続的に入る場面もあり、指数を下押す場面もありましたが、大きく方向付けるような動きはありませんでした。
米国市場も日本市場もここまで売られるほどの理由は見当たらず、株が下がるものだから下が理由を探しているような感じです。6月ということでファンドや年金の換金売りも出ているのかもしれませんが、いくら景気の先行きに不安があるからといってここまで売り込まれるのは売られすぎではないかと思います。いわゆる「リーマン・ショック」を見てきただけに「クラッシュ」に対する恐怖感が先走るのかもしれませんが、冷静に考えれば売られすぎ銘柄も多いのではないかと思います。
遅行線が日々線に押されるように急落となり、日々線は基準線を割り込んでしまいました。RSIはまだ方向感はなく、ストキャスティックスも下値余地がある中で下落が続いており、やはりもう少し遅行線が日々線に絡む動きで下値を探るのかもしれません。値幅的に底堅さが見られ、遅行線が日々線を抜けてくれば、遅行線と日々線の底値が一致する形で底入れ確認となり、反発してくるのではないかと思います。
TOPIX
基準線を割り込んでしまいました。それでも、RSIやストキャスティックスは下値余地があり下落が続き、遅行線が日々線に押さえられた格好となっており、遅行線が5月の安値の日柄になるまでは下値を探る動きが続くのかもしれません。
昨日に続き遅行線が日々線に押されるように軟調となっています。ただ、RSIもストキャスティックスも底値圏まで下落、遅行線が日々線の底値の日柄にあり、「底−底」一致の形で底入れが期待されます。1月、2月、5月と底値をつけた水準でもあり、少なくともこの水準からは底堅さは見られるものと思います。
半導体関連銘柄を中心にハイテク銘柄が安い
米国株安に加え、円高気味となったことで売られ、大幅安となりました。外資系証券が投資判断と目標株価を引き下げたことを嫌気する動きもあったようです。
総じて大幅下落となるなかで、年初来高値更新となりました。ディフェンシブ銘柄として消去法的に物色されたことや、持高調整の買戻しに加え、国内証券が投資判断を引き上げたことで買われました。
年初来安値更新となりました。7月中に大型増資を行うと本日発表するとの報道があり、改めて大型増資による株式価値の希薄化や需給悪化を嫌気されて売り直されました。
昨日の引け後に市場予想を大きく上回る、2012年12月期の連結純利益予想を発表、来期以降の増収増益基調も期待されるとの見方も多く、素直に好感されて買われました。
2010年3−5月期の連結営業利益が前年同期比40%超となる見込みと新聞で報じられましたが特に材料視されず軟調となりました。5月既存店売上高が前年同月比でプラスとなるなど売り上げに底入れの兆しも見られるのですが、地合いの悪さもあって好感されることもありませんでした。
サッカーのワールドカップ南アフリカ大会で活躍が目立つ本田圭祐選手が芸能活動に関する代理人業務契約を結んでいることから、今後の収益寄与を期待した買いが入り堅調となりました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング