「夏といえば海」……でもない!?――若者の海離れ

» 2010年07月02日 16時40分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 7月に入り、海開きをした地域も増えている。今年の夏、海に行きたいという人はどのくらいいるのだろうか。

 アイシェアの調査によると、「今年の夏は海に遊びに行きたいと思いますか?」と尋ねたところ、「行きたくて予定がある」が7.8%、「行きたいが予定はない」が39.8%、「行きたいと思わない」が52.4%だった。「行きたいと思わない」の割合は、男性(48.7%)より女性(57.1%)の方が高く、年代が下になるほど高くなっているようだ(40代47.7%、30代50.3%、20代61.0%)。

今年の夏は海に遊びに行きたいと思いますか? (出典:アイシェア)

 「海に遊びに行きたい(行きたくて予定がある+行きたいが予定はない)」と答えた人に「今年の夏は海で遊ぶなら、何をして楽しみたいと思いますか?」と聞くと、トップは「海水浴」で56.2%。以下、「海を眺める」が55.8%、「花火」が39.4%、「バーベキュー」が34.1%、「キャンプ」が19.0%、「ダイビング」が17.3%、「釣り」が17.3%で続いた。

 男女別に見ると、「海水浴」の割合は女性(47.3%)より男性(62.2%)の方が高く、「海を眺める」の割合は男性(49.6%)より女性(64.8%)の方が高かった。年代別で見ると、「花火」は20代(47.2%)や30代(46.9%)に人気で、40代(28.3%)を大きく引き離している。

 インターネットによる調査で、対象は20〜40代の男女475人(男性55.4%、女性44.6%)。調査期間は6月14日から17日。

今年の夏は海で遊ぶなら、何をして楽しみたいと思いますか? (出典:アイシェア)

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