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日経平均 | 9795.24円 | △258.01円 |
売買高 | 23億0251万株 | − |
日経平均先物 | 9790円 | △260円 |
売買代金 | 1兆2180億円 | − |
TOPIX | 870.73 | △16.34 |
値上がり銘柄 | 1418銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 405.46 | △8.88 |
値下がり銘柄 | 162銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1234.90円 | △5.59円 |
変わらず | 93銘柄 | − |
騰落レシオ | 102.98% | △9.28% |
米国株高や円安、米企業の好決算発表を受けて買われ、ほぼ全面高で指数は大幅高
米国市場が大幅高、ユーロが堅調となったことや米国市場の引け後に発表になった米半導体企業の決算が予想を大きく上回ったことが好感されて、買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も大幅買い越しと伝えられたこともあり、ハイテク銘柄などを中心に買い気配から始まるものも多く、寄り付きの買いが一巡した後も押し目らしい押し目もなく値持ちの良い展開でじりじりと上げ幅を拡大、前場は高値引けとなりました。
後場も堅調な始まりとなり値持ちの良い展開となりました。目先筋の利益確定売りも出ていたようですが、買戻しなども入って押し目らしい押し目もなく、前場同様に買い急ぐ動きも見られ、上げ幅が拡大する場面も見られました。さすがに節目と見られる9800円水準を抜けると戻り売りや利益確定売りも出るようですが、それでも上値の重さが気になるからといって売り急ぐ動きもなく、値持ちの良いまま最後まで方向感のない展開となりました。さすがに最後は目先筋の利益確定売りもありましたが、大幅高となりました。
小型銘柄も堅調なものが多かったのですが、主力銘柄が買戻しを交えながら大きく買われる中で上値の重いものも多く見られました。東証マザーズ指数は小口の買いで値を飛ばし、大幅高となりましたが、日経ジャスダック平均は堅調というに止まりました。先物は朝方からまとまった買いが見られましたが、前場の中ごろからは散発的となり、後場も散発的にまとまった売り買いが見られましたが、特に指数を動かすような動きも少なく、大幅高ながらも朝方の買い一巡後は方向感のない展開となりました。
日本市場は昨日は米企業の決算発表に反応し切れませんでしたが本日は米国市場での反応を見てしっかりと反応した感じです。注目された企業かどうかの違いはあるにしても昨日のうちに反応し切れなかったところを見ると企業業績の発表から景気の動向や日本企業への影響を勘案して投資をしているというよりも相変わらず決算発表などに反応した米国市場などの動きに反応するような目先筋の売り買いが中心ということでしょう。中国の景気動向も同じようなことなのでしょうが、株価の動きは芳しくなくても、決して世界的に景気が悪いわけでも、企業業績が悪いわけでもなさそうです。
基準線に上値を押さえられていたものが一気に抜けて、雲を意識する水準まで戻りました。遅行線も日々線を抜けて「好転」となっており、6月21日の高値水準を目指す動きとなりそうです。RSIは上昇が続き上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏にあり、いったんは遅行線が日々線に上値を押さえられながら、日々線が雲に上値を押さえられるものと思います。雲に上値を押さえられながら今度は逆に雲の下限のサポートを確認するような展開になり、雲の上限を目指すことになるのでしょう。
基準線を抜けて来ました。遅行線は日々線を抜けて日々線にサポートされるものと思われ、日々線も基準線を抜けて基準線がサポートとして機能しそうです。ストキャスティックスは高値圏にあるのですが、RSIはまだ上値余地もあって上昇が続き雲を意識する水準までは戻りを試す動きが続くものと思います。
底堅さは見られるのですが、転換線をサポートに底堅い展開となっています。RSIもストキャスティックスも上昇が続いて上値余地もあり、基準線の下落もいったん止まるところでもあり、基準線水準までの戻りを試す動きとなって来るものと思います。
米国株高や円安を好感してほぼ全面高
米国株が高く、為替も円安となったことから、買い先行で始まり、リコール問題となった米国での事故の大半が運転ミスが原因と報じられたニュースを好感する動きや売られ過ぎの反動から大幅高となりました。
米国株高や円安を好感する動きに加え、米半導体株が予想を上回る決算となったことから、同社の業績上振れ期待が高まり、目先筋の買いも交えて大幅高となりました。
2010年の新車に装着するタイヤ需要の見通しが上方修正されたと報じられたことや足元の天然ゴム市況が軟化、収益上振れ期待が高まり、堅調となりました。
中国向けの建設機械やインドネシア向けの鉱山用機械が好調ということで、昨日の引け後に2011年3月期業績を上方修正、素直に好感する買いが入り、大幅高となりました。
昨日の引け後に公募増資の発行価格を決定、発表され、これまでの株価下落が公募価格決定に絡む売り要因となっていたことから、買戻しが入り堅調、目先筋の売り買いも活発で売買高を伴って買われました。
昨日の引け後に2009年9月〜2010年5月期連結決算が好調、3−5月期の既存店売上高が前年同月比で平均5%増と好調であったことも好感されて堅調となりました。
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